496 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2016/02/24(水) 21:05:16.50 ID:IZQva8rO0
たとえ実力で劣っていても、最後まで努力を続ければ勝つ。また、どんなに実力があってもそれに慢心していては負ける。
御伽噺「兎と亀」は大体このようなお説教とセットで聞かされる。
が、僕は長年この話に大きな疑問を持っている。
もちろんこの世の中、努力が勝つことがあるし、慢心に足をすくわれることがままあるのはわかるが、
それはさておき「兎と亀」のストーリー展開に納得がいかないところがあるのだ。
気になるのは童謡でおなじみのこの部分「何をおっしゃるウサギさん。
それならわたしとかけくらべ」これは兎に足の遅いことを酷評されたことに対する亀の発言だ。
すなわち、この決闘は亀サイドから持ち込まれた話なのだ。
「兎からの挑発にぶちきれて思わずいわされてしまった」という意見もあるかもしれないが
「それなら私と」というあたりに冷静さを感じる。
しかもこの後「向こうの山のふもとまで、どちらが先にかけつくか」と続き、
マッチメイクもすべて亀主導で一気に設定されている。
そして結果がアレでは「兎がはめられたのでは」と考えるほうがむしろ普通だ。
世間一般的な評価では「朴訥で地道な努力家」とされている亀だが、それは嘘だ。
亀にはなんらかの勝算があったとしか思えない。
そこで浮かび上がる「兎の眠った理由」だが、
兎に「何らかの持病」があることを亀があらかじめ知っていたか、
「一服盛った」のどちらかと考えられる。
ちなみに亀は浦島太郎もはめている。浦島拉致疑惑についてはまたいつか。
コメント一覧
亀が警察に賄賂おくって、兎をスピード違反で逮捕してもらう話
脚色しまくったのしかお目にかかれんが、原典ってドロドロなのが多い気がする。
今の絵本じゃかちかち山でばあさん殺して鍋にして食わすなんてしないだろ。
桃太郎ですら話し合いで解決なんて超ぬるいことになってるみたいだし。
その通り兎は慢心して負けた
世の中、慢心で足を掬われるという事例ピッタリだろ
小難しく考えてネタにするなら、友達100人レベルでなければ笑いにならん