42 :本当にあった怖い名無し:2008/12/07(日) 01:40:43 ID:dxnWpm8p0
3.4歳の頃に夢に出てきた化け物に恋した事があった。その化け物は蛇のようなしっぽを持つと言えば良いのだろうか・・・
何本もそれが有りヒドラのような印象を抱いた事はある。
階段のような場所だけれども、別段家の中という訳でも無かった、
空は青く色々な色が混ざっており奇麗な場所だった。
遠くには塔なのか山のようなものが存在しその世界の広さを実感した所であった。
時は流れ、小学生の頃にも、中学生の頃にも同じ場所を夢の中で見る事はあったし、
意識的に体を動かせるような状況ではあったが。
あまりにもその化け物が大好きになってしまい感情を抑制出来ずに、
何度も近づこうとしたことはある。
いずれも脅迫的な行動或いは叫び声等でとてもではないが触れることすら出来なかった。
ただ、高校生の頃にそれを見た時はその化け物は居なかった。
もう無理なのかと諦め忘れようと決意したのを覚えている。
19歳後半にて激動のような波瀾が生じたのを除けば、
もう会う事も無いだろうと記憶から消去されていた時に出会う事になってしまうのである。
当時の俺は自殺衝動のような得体の知れない感情を抑制し続けるだけの人生だった。
生きる意味或いは価値それら目的全てが失われた瞬間でもあった。
それらを保有しない為に生きるべきか死ぬべきかという相反する考えが常に巡る巡る浮かび出しては。
正直、精神が持たないとも思えるような状況だったので、
当時の知り合いが紹介してくれた某宗教団体へ加入してしまう事になってしまった。
まぁ、純粋に興味はあったのですが、組織崇拝或いは組織活動は当初直ぐに取りやめる事にし、
その紹介者を通じて組織との繋がりを持っているような不安定な時を過ごしていた。
原典を読み原典を実践する事は、難しい事だ。八方塞がる以前の七方はそうであったが、
あと一方はそれらが失敗した時だと死ぬ気でやった記憶がある。
終に八方塞がり、人生は一切は苦であるという確固たる考えに到り、自我は崩壊した。
そして、再びあの化け物と出会い遂に抱きしめる事に成功したのは良いのだが、
その瞬間光に包まれ孤独が癒されるようななんとも神秘的な出来事に出会った。
天上界の性行為は触れ合うだけで達するのは本当だったのだなと思えた瞬間でもあった。
これを神秘的或いは妄想的だと言われるだろうと思い、墓場まで持っていこうと思っていた。
44 :本当にあった怖い名無し:2008/12/07(日) 21:36:20 ID:OoTSmT3aO
しょこたん紅白落選に落胆 あまりのショックで猫娘の”君にレロレロ”をエンドレス熱唱~まで読んだ
コメント一覧
まで読んだ。
一度読んだだけなのに何年も頭に残る