540 :名無しさん@おーぷん:2016/06/23(木)22:20:27 ID:mOK
昔のことなんだけど当時仕事が信じられないほど忙しくて、その日も日付が変わってから家に帰った。家に入ったら案の定嫁と娘が寝ていて、忍び足で台所に向かったら、
テーブルの上に千代紙で作られたいびつなハート形の折り紙が置かれていたのを見つけた。
娘が折ったんだろうと和んでいたら、折り紙をよく見てみると「ひらいてみてね」と書いてあった。
中を開いてみると千代紙の裏側に「おしごとがんばったね おかえりなさい」と書かれていて、
俺の名前がシールで貼ってあった。身体だけじゃなくて精神的にも追い詰められていたから、
何気ない娘の言葉が沁みて喉の奥がキュッとなった。
一人で飯を食べていたら嫁が起きてきて、相談や愚痴に付き合ってくれた。俺が飯を食べ終わったら、
「自分の身体をあんまりいじめないで、給料が下がっても私がなんとかするから、
無理しないで転職してもいいんだよ」と言ってくれて、ぼろぼろ泣いてしまった。
結局そのまま働き続けたけど、しばらくすると忙しさの波が引いて穏やかな環境になり、
帰宅時間も早くなって三人で夕飯を食べられるようになった。
あのときの嫁と子どもの言葉は一生忘れられないし、なんというか本当に結婚して良かったなと思った。
明日が結婚記念日だから記念に書き込んでみました、長くなってしまいすみません。
コメント一覧
とりあえず被災地に大量の折り鶴送っとくか
ハァ…
どっちにしても涙が出るんだな。
※6さんの溜め息の理由はそれか
確かに意味ないなと思うわ
ゴミにしかならないのに
多分、知らんけど