コピペ運動会

霊的なもんじゃないけども・・・
去年の7月ごろに誰も知らない新しい釣りポイントを見つけようと釣りナカマと県北東部にある
野池群に行き、カーナビに映った池を片っ端からしらみ潰しに当たっていった時の事。
山のかなり奥にあるその日8つ目となる池へ行こうと車がギリギリ通れるくらいの獣道を進んで行ったのよ。
不気味なその獣道を20分ぐらい進んでくとようやく広い場所に出れた。そこに昭和の香りにもほどがあるだろ
ってくらいのすげー古い茅葺き屋根の家が１０軒くらいあってミニ集落みたいになってた。すると
どーいうわけかそのウチの手前の３軒だけが鎖と有刺鉄線で家全体をグルグル巻きにされたんだわ。
それがあまりに異様な光景でヤバイ感じだったから友達と顔見合わせて「どうする？」みたいな空気になったんだが
釣り好きってのはおもろいもんで近くの林の隙間から池が見えた途端に完全に釣りモード突入。

小一時間竿振ってそこそこ魚の反応はあったんだけど陽が山にかかって暗くなってきてたから帰る事にした。
最後に池にせり出した林で見えなかったポイントをちょっとだけ探ろうと迂回して林の裏側に出たら細い小川
が池に流れ込んでた。そんで竿振ろうとしてパッと顔を上げるとその小川の対岸一体に
凄い数のお地蔵さんが並んでたのよ・・・数体とかじゃなくて２０体くらいの。古いお供え物とか風車がいっぱいあった。
それ見た瞬間このミニ集落で絶対何かあっただろと思った。
折りしも夕立前の生暖かい風が山の上から吹き降ろすもんだから風車が一斉に音たてて回り出してもうカオスだったわ・・・
身の毛もよだつとは正にこういうことを言うんだろうなっちゅーくらい鳥肌たった。
そして即行で友達と二人無言のまま早歩きで車へ直行。途中林の中で不自然に垂れ下がるロープを発見しつつ
なんとか車へたどり着く。もう二度と来ないと心に決めその場を後にしたのでした。

読み難い上に長文失礼しました。　終わり☆