野球にまつわる都市伝説
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:w8+Eh1bL
コピペ投稿日時:2017/01/20 00:55
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南海コンドルズ、グレートリング
1947 年(昭和22年)6月の近畿日本鉄道と南海電気鉄道の分離分割に伴い、保有球団の「グレートリング」も改称することになった。南海の社章が「速さ」を表す「羽の生えた車輪」にちなみ「鳥の名前」とすることがまず決まり、コンドルが有力候補になった。しかし当時の球団代表であった松浦竹松が見事な禿頭で「ハゲタカはまずい」となり、同じ鳥である「ホークス」に決まった、というもの。
これを「都市伝説」とする見解では、「この時代に監督を務めた鶴岡一人が冗談として言い出し、彼はこの話を折に触れては繰り返し語った挙句、最後には自伝『御堂筋の凱歌』1983 年(昭和58年)の中にまで記してしまった」と説明する。コンドルズが有力だったのは、電車だけに「客がよく乗っている=混んどる」方がいいから、とつく場合もある。
しかし、「松浦に遠慮してコンドルを避けた」という話は南海ホークスの正式な球団史である『南海ホークス四十年史』1978年(昭和53年)のP233にも明記されており、この球団史の刊行当時に鶴岡が健在であったことを考慮するとしても、「根拠のない都市伝説」とは言い切れない。
一方、改名前の「グレートリング」は、観戦した米軍の軍人から性に関するスラングとして予期せぬ「喝采」を浴びたという話が複数存在するが、資料によってその指し示す内容が異なることが指摘されている(女性器、男性器、性行為)。
ダイエーホークスがソフトバンクに買収された際に、この「南海コンドルズ」をふまえてかソフトバンク社長の孫正義(彼も頭髪が薄い)が「コンドルズに変えることも検討したが……」とジョークを飛ばした。
国鉄コンドルズ
現在の東京ヤクルトスワローズの前身である国鉄スワローズは、当初「コンドルズ」とする予定であったが、「混んどる」ではよくない⇒「座ろう」⇒「スワローズ」になった、というもの。
「スワロー」=「ツバメ」は国鉄にとってシンボル的な存在であり、当時唯一の特急列車だった「つばめ」号に因んだもの。後にフジテレビの『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』の「ガセビアの沼」でも紹介された。
カーネル・サンダースの呪い
1985 年(昭和60年)に阪神タイガースが優勝した際、便乗した暴徒がケンタッキー・フライドチキン店頭からカーネル・サンダース人形を持ち去った後、ランディ・バース選手に見立て、胴上げと称して道頓堀川に投げ込んだ。その翌年からタイガースは長期低迷し、これがカーネル人形の呪いではないか、という噂が流れた。
『探偵!ナイトスクープ』で人形を発見・救出し、呪いを解こうという企画がなされ、発見されるには至らなかったが、この噂が「全国区」となる大きな要因となった。
なお、このカーネル・サンダース人形は投げ込まれてから24年後の2009年(平成21年)に発見され、ほぼ全身が引き上げられている。
36球ファウル
一打席で36球ファウルを打った打者はアウトになる、というもの(地域によって33球とも30球とも)。昭和後期にはかなり広まっていた説であり、野球ルールを扱った書籍の多くにも「そんなルールはない」と明記されていた。試合進行の円滑化のためのローカルルールが広がったものとの説が有力。
日本のプロ野球で1人の打者が一打席で投手に投げさせた最多投球数(注:「一打席での最多ファウルの記録」ではない)の記録は19球であり、実際に当ルールが適用される状況はほとんど起こり得ないと考えられる(1947年(昭和22年)11月11日、太陽ロビンスの松井信勝が記録。うちファウルは13球で最後は四球を選んだ)。
ドームラン
他の球場であれば外野フライ程度の打球が、東京ドームでは異様な伸びを見せてホームランになる、というもの。空調操作によって巨人の攻撃時のみホームランが出やすくなっている、と続く場合が多い。同ドームとホームランとの関係は東京ドーム#ホームランの出やすさの理由を参照。
ドームランという言葉は東京ドームのモデルであるメトロドームで生まれた。ここでも打球の異様な伸びは見られていたが、パークファクターの指数によると他球場よりホームランが出にくいとの結果が出ている。また、空調操作があったと元球場職員が証言したが、これは負けている試合の終盤に限ってのことであり、それがどの程度試合に影響していたかは検証されていない。なお、空調操作で外野フライをホームランにするというネタは、いしいひさいちが漫画「がんばれ!!タブチくん!!」でよく使っていた。
ジャンパイア
読売ジャイアンツ(巨人)に有利な判定を行うプロ野球審判員が存在する、というもの。
アンチ巨人を中心に、巨人贔屓の判定が多いとの声があるのも事実だが、常に注目され、かつ元々勝率の高い球団故の中傷だとする意見もある。
移籍経験者の広澤克実も「思ったほど巨人は有利ではなかった」とコメントしている反面、現監督の原辰徳が「昔は巨人に有利な判定が多かったが、それは巨人が強いという先入観によるもので、逆に最近、不利な判定が多いのは弱いという先入観によるものではないか」と発言するなど現場レベルでも意見が分かれている。
藤見雅希の『悪魔の野球』では、有利な判定をしなかった審判員を巨人関係者が試合後に罵倒していたという証言を元に事実として紹介している。同著には前出の「ドームラン」に関する記述もある。
偉大なるON
現役時代の王貞治、長嶋茂雄は、その実績・カリスマ性により、選手は勿論審判まで特別扱いしていた、というもの。きわどいコースのボールを王が自信満々に見逃した場合、「“世界の王”が見逃したのだから」と、ボールと判定される例が多かったとされ、「王ボール」とも呼ばれた。
長嶋が監督の時代、彼がどんなに激しい抗議をしても絶対に退場処分にしてはいけないという暗黙のルールがあった、という説もある。これら「偉大なるスーパースター」に対する「遠慮」が前述の「ジャンパイア」の源流にあるとの説もある。
「王ボール」の対極の意味で「稲尾ストライク」・「江夏ストライク」が語られる場合もあった(このことは大正野球娘。でも扱われている)。
巨人が優勝した年は景気が良くなる
社会現象にもなった1985年(昭和60年)・2003 年(平成15年)の阪神の優勝が好例で、フランチャイズを中心に優勝セールや関連グッズ特需などの経済波及効果は顕在し、あながち間違いとは言い切れないが、球団及び各選手の活躍にどれだけ多くの人や企業が注目し便乗したかに左右される事案である。また嗜好の多様化が進む近年では、その対象が巨人、もしくはプロ野球球団である必要はない。近年は逆に、「巨人が優勝すると景気が悪化する」という説も浮上している。例ではバブル崩壊や2008年(平成20年)のリーマンショック。
中日ドラゴンズが優勝した年は政変がある
過去7度の優勝年のうち、1954年(昭和29年)・1974年(昭和49年)・1982 年(昭和57年)・2006年(平成18年)、及び日本一になった2007年(平成19年)に内閣総理大臣が交代している他、1988年(昭和63年)の優勝直後に昭和天皇が崩御している(実際の崩御は年をまたいだ1989年(昭和64年)。余談だが、ドラゴンズはこの年、優勝祝賀会でのビールかけを『自粛』した)。
また「大災害・大事件が発生する」と言われることもあり、実際に「1954年(昭和29年):第五福竜丸被爆・1982年(昭和57年):ホテルニュージャパン火災・1999年(平成11年):東海村JCO臨界事故・2004年(平成16年):新潟県中越地震」等が起こっているが、取り立てて『特異な発生率』とは言いがたいとするのが正論であろう。
2005 年(平成17年)5月に中日ファンの森山周一郎がNHKの中日・ヤクルト戦の中継にゲスト出演した際、「中日が優勝した年にはろくなことが起きないと言われているので、今年は平穏無事に優勝したい」と発言したところ、これが「中日が優勝すると不吉なことが起こる」との意に受け取られ、240件の抗議が寄せられた(結局この年は阪神が優勝)。
「巨人優勝の翌年には戦争勃発」という説(例で1940年(昭和15年)・1949 年(昭和24年)・1981年(昭和56年)・2000年(平成12年)・2002 年(平成14年)優勝の翌年に各々太平洋戦争・朝鮮戦争・フォークランド紛争・アメリカ同時多発テロ・イラク戦争)もあるが、これまた特異な率とは言いがたい。
1998 年(平成10年)に横浜ベイスターズが優勝するまでの間、ベイスターズ&大洋ホエールズ唯一の優勝だった1960年(昭和35年)が安保闘争の年だったことから、「大洋が優勝すると政変が起こる」というジョークがファンの間で言われたことがある。なお、1998 年(平成10年)にも橋本内閣が第18回参議院議員通常選挙で大敗して退陣しているので、「大洋・横浜が優勝すると政変」の的中率はいまだ100%である。
ロッテ弁当の呪い
プロスポーツで、チームや選手の応援・記念弁当が発売されると故障や成績不振など良くないことが起こるというもの。千葉ロッテのものが特に有名で、多くの選手が故障や成績不振、移籍などに見舞われた。開幕戦や交流戦に対戦相手の「ウェルカム弁当」を発売したところロッテが好成績を収めたという呪いを逆手に取ったような事例もある。
ヤクルト、ロッテ、日本ハムが不正表示をしないわけ
親会社が食品会社である東京ヤクルトスワローズ、千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズは協会では会社で衛生的な不祥事が起きた場合は優勝してはいけないというもの、またドラフト会議にも参加できないという契約を結んでいるというもの。
ガイエルは空間を歪めている
2007 年(平成19年)に東京ヤクルトスワローズに入団した外国人助っ人アーロン・ガイエルが空間を歪め、四死球やエラーを誘発しているというもの。2008年(平成20年)のシーズン中も言われ続けていた。
ファイターズに於けるSTVの呪い
札幌テレビ放送(STV)が北海道日本ハムファイターズの試合中継をすると、ファイターズが試合に負けるというジンクス。これは、以前読売ジャイアンツ戦での円山球場での試合や、日本テレビ制作の巨人戦の中継をSTVが積極的に中継していた事が有り、その後日本ハムが2004年(平成16 年)に札幌ドームへ移転して、北海道内での巨人戦の視聴率が落ち、日本ハムの中継にシフトを始めた事から、読売新聞社傘下であり日本テレビ系列下のSTVが、ファイターズを勝たせまい!と云う呪い。実際の例では、以前「ファイターズもいいけど巨人もね!」とSTVアナウンサーが言ったり、2009年(平成21年)の日本シリーズ・東京ドームにて行われた巨人との対戦で、試合中継が北海道ではSTVで放送された際、1勝2敗で日本ハムが負け越した。
野村克也の呪い
野村克也が南海ホークスの監督を解任された翌年の1978年(昭和53年)から福岡ダイエーホークスにチーム名が変わっている1997年(平成9年)まで20年連続Bクラスに低迷したのは、野村の呪いによるというもの。
1999 年(平成11年)にホークスがパシフィック・リーグおよび日本シリーズで優勝できたのは、同年野村が阪神タイガースの監督に就任し、タイガース相手に苦闘していてホークスを呪っている場合ではなくなったからだと言われた。
1947 年(昭和22年)6月の近畿日本鉄道と南海電気鉄道の分離分割に伴い、保有球団の「グレートリング」も改称することになった。南海の社章が「速さ」を表す「羽の生えた車輪」にちなみ「鳥の名前」とすることがまず決まり、コンドルが有力候補になった。しかし当時の球団代表であった松浦竹松が見事な禿頭で「ハゲタカはまずい」となり、同じ鳥である「ホークス」に決まった、というもの。
これを「都市伝説」とする見解では、「この時代に監督を務めた鶴岡一人が冗談として言い出し、彼はこの話を折に触れては繰り返し語った挙句、最後には自伝『御堂筋の凱歌』1983 年(昭和58年)の中にまで記してしまった」と説明する。コンドルズが有力だったのは、電車だけに「客がよく乗っている=混んどる」方がいいから、とつく場合もある。
しかし、「松浦に遠慮してコンドルを避けた」という話は南海ホークスの正式な球団史である『南海ホークス四十年史』1978年(昭和53年)のP233にも明記されており、この球団史の刊行当時に鶴岡が健在であったことを考慮するとしても、「根拠のない都市伝説」とは言い切れない。
一方、改名前の「グレートリング」は、観戦した米軍の軍人から性に関するスラングとして予期せぬ「喝采」を浴びたという話が複数存在するが、資料によってその指し示す内容が異なることが指摘されている(女性器、男性器、性行為)。
ダイエーホークスがソフトバンクに買収された際に、この「南海コンドルズ」をふまえてかソフトバンク社長の孫正義(彼も頭髪が薄い)が「コンドルズに変えることも検討したが……」とジョークを飛ばした。
国鉄コンドルズ
現在の東京ヤクルトスワローズの前身である国鉄スワローズは、当初「コンドルズ」とする予定であったが、「混んどる」ではよくない⇒「座ろう」⇒「スワローズ」になった、というもの。
「スワロー」=「ツバメ」は国鉄にとってシンボル的な存在であり、当時唯一の特急列車だった「つばめ」号に因んだもの。後にフジテレビの『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』の「ガセビアの沼」でも紹介された。
カーネル・サンダースの呪い
1985 年(昭和60年)に阪神タイガースが優勝した際、便乗した暴徒がケンタッキー・フライドチキン店頭からカーネル・サンダース人形を持ち去った後、ランディ・バース選手に見立て、胴上げと称して道頓堀川に投げ込んだ。その翌年からタイガースは長期低迷し、これがカーネル人形の呪いではないか、という噂が流れた。
『探偵!ナイトスクープ』で人形を発見・救出し、呪いを解こうという企画がなされ、発見されるには至らなかったが、この噂が「全国区」となる大きな要因となった。
なお、このカーネル・サンダース人形は投げ込まれてから24年後の2009年(平成21年)に発見され、ほぼ全身が引き上げられている。
36球ファウル
一打席で36球ファウルを打った打者はアウトになる、というもの(地域によって33球とも30球とも)。昭和後期にはかなり広まっていた説であり、野球ルールを扱った書籍の多くにも「そんなルールはない」と明記されていた。試合進行の円滑化のためのローカルルールが広がったものとの説が有力。
日本のプロ野球で1人の打者が一打席で投手に投げさせた最多投球数(注:「一打席での最多ファウルの記録」ではない)の記録は19球であり、実際に当ルールが適用される状況はほとんど起こり得ないと考えられる(1947年(昭和22年)11月11日、太陽ロビンスの松井信勝が記録。うちファウルは13球で最後は四球を選んだ)。
ドームラン
他の球場であれば外野フライ程度の打球が、東京ドームでは異様な伸びを見せてホームランになる、というもの。空調操作によって巨人の攻撃時のみホームランが出やすくなっている、と続く場合が多い。同ドームとホームランとの関係は東京ドーム#ホームランの出やすさの理由を参照。
ドームランという言葉は東京ドームのモデルであるメトロドームで生まれた。ここでも打球の異様な伸びは見られていたが、パークファクターの指数によると他球場よりホームランが出にくいとの結果が出ている。また、空調操作があったと元球場職員が証言したが、これは負けている試合の終盤に限ってのことであり、それがどの程度試合に影響していたかは検証されていない。なお、空調操作で外野フライをホームランにするというネタは、いしいひさいちが漫画「がんばれ!!タブチくん!!」でよく使っていた。
ジャンパイア
読売ジャイアンツ(巨人)に有利な判定を行うプロ野球審判員が存在する、というもの。
アンチ巨人を中心に、巨人贔屓の判定が多いとの声があるのも事実だが、常に注目され、かつ元々勝率の高い球団故の中傷だとする意見もある。
移籍経験者の広澤克実も「思ったほど巨人は有利ではなかった」とコメントしている反面、現監督の原辰徳が「昔は巨人に有利な判定が多かったが、それは巨人が強いという先入観によるもので、逆に最近、不利な判定が多いのは弱いという先入観によるものではないか」と発言するなど現場レベルでも意見が分かれている。
藤見雅希の『悪魔の野球』では、有利な判定をしなかった審判員を巨人関係者が試合後に罵倒していたという証言を元に事実として紹介している。同著には前出の「ドームラン」に関する記述もある。
偉大なるON
現役時代の王貞治、長嶋茂雄は、その実績・カリスマ性により、選手は勿論審判まで特別扱いしていた、というもの。きわどいコースのボールを王が自信満々に見逃した場合、「“世界の王”が見逃したのだから」と、ボールと判定される例が多かったとされ、「王ボール」とも呼ばれた。
長嶋が監督の時代、彼がどんなに激しい抗議をしても絶対に退場処分にしてはいけないという暗黙のルールがあった、という説もある。これら「偉大なるスーパースター」に対する「遠慮」が前述の「ジャンパイア」の源流にあるとの説もある。
「王ボール」の対極の意味で「稲尾ストライク」・「江夏ストライク」が語られる場合もあった(このことは大正野球娘。でも扱われている)。
巨人が優勝した年は景気が良くなる
社会現象にもなった1985年(昭和60年)・2003 年(平成15年)の阪神の優勝が好例で、フランチャイズを中心に優勝セールや関連グッズ特需などの経済波及効果は顕在し、あながち間違いとは言い切れないが、球団及び各選手の活躍にどれだけ多くの人や企業が注目し便乗したかに左右される事案である。また嗜好の多様化が進む近年では、その対象が巨人、もしくはプロ野球球団である必要はない。近年は逆に、「巨人が優勝すると景気が悪化する」という説も浮上している。例ではバブル崩壊や2008年(平成20年)のリーマンショック。
中日ドラゴンズが優勝した年は政変がある
過去7度の優勝年のうち、1954年(昭和29年)・1974年(昭和49年)・1982 年(昭和57年)・2006年(平成18年)、及び日本一になった2007年(平成19年)に内閣総理大臣が交代している他、1988年(昭和63年)の優勝直後に昭和天皇が崩御している(実際の崩御は年をまたいだ1989年(昭和64年)。余談だが、ドラゴンズはこの年、優勝祝賀会でのビールかけを『自粛』した)。
また「大災害・大事件が発生する」と言われることもあり、実際に「1954年(昭和29年):第五福竜丸被爆・1982年(昭和57年):ホテルニュージャパン火災・1999年(平成11年):東海村JCO臨界事故・2004年(平成16年):新潟県中越地震」等が起こっているが、取り立てて『特異な発生率』とは言いがたいとするのが正論であろう。
2005 年(平成17年)5月に中日ファンの森山周一郎がNHKの中日・ヤクルト戦の中継にゲスト出演した際、「中日が優勝した年にはろくなことが起きないと言われているので、今年は平穏無事に優勝したい」と発言したところ、これが「中日が優勝すると不吉なことが起こる」との意に受け取られ、240件の抗議が寄せられた(結局この年は阪神が優勝)。
「巨人優勝の翌年には戦争勃発」という説(例で1940年(昭和15年)・1949 年(昭和24年)・1981年(昭和56年)・2000年(平成12年)・2002 年(平成14年)優勝の翌年に各々太平洋戦争・朝鮮戦争・フォークランド紛争・アメリカ同時多発テロ・イラク戦争)もあるが、これまた特異な率とは言いがたい。
1998 年(平成10年)に横浜ベイスターズが優勝するまでの間、ベイスターズ&大洋ホエールズ唯一の優勝だった1960年(昭和35年)が安保闘争の年だったことから、「大洋が優勝すると政変が起こる」というジョークがファンの間で言われたことがある。なお、1998 年(平成10年)にも橋本内閣が第18回参議院議員通常選挙で大敗して退陣しているので、「大洋・横浜が優勝すると政変」の的中率はいまだ100%である。
ロッテ弁当の呪い
プロスポーツで、チームや選手の応援・記念弁当が発売されると故障や成績不振など良くないことが起こるというもの。千葉ロッテのものが特に有名で、多くの選手が故障や成績不振、移籍などに見舞われた。開幕戦や交流戦に対戦相手の「ウェルカム弁当」を発売したところロッテが好成績を収めたという呪いを逆手に取ったような事例もある。
ヤクルト、ロッテ、日本ハムが不正表示をしないわけ
親会社が食品会社である東京ヤクルトスワローズ、千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズは協会では会社で衛生的な不祥事が起きた場合は優勝してはいけないというもの、またドラフト会議にも参加できないという契約を結んでいるというもの。
ガイエルは空間を歪めている
2007 年(平成19年)に東京ヤクルトスワローズに入団した外国人助っ人アーロン・ガイエルが空間を歪め、四死球やエラーを誘発しているというもの。2008年(平成20年)のシーズン中も言われ続けていた。
ファイターズに於けるSTVの呪い
札幌テレビ放送(STV)が北海道日本ハムファイターズの試合中継をすると、ファイターズが試合に負けるというジンクス。これは、以前読売ジャイアンツ戦での円山球場での試合や、日本テレビ制作の巨人戦の中継をSTVが積極的に中継していた事が有り、その後日本ハムが2004年(平成16 年)に札幌ドームへ移転して、北海道内での巨人戦の視聴率が落ち、日本ハムの中継にシフトを始めた事から、読売新聞社傘下であり日本テレビ系列下のSTVが、ファイターズを勝たせまい!と云う呪い。実際の例では、以前「ファイターズもいいけど巨人もね!」とSTVアナウンサーが言ったり、2009年(平成21年)の日本シリーズ・東京ドームにて行われた巨人との対戦で、試合中継が北海道ではSTVで放送された際、1勝2敗で日本ハムが負け越した。
野村克也の呪い
野村克也が南海ホークスの監督を解任された翌年の1978年(昭和53年)から福岡ダイエーホークスにチーム名が変わっている1997年(平成9年)まで20年連続Bクラスに低迷したのは、野村の呪いによるというもの。
1999 年(平成11年)にホークスがパシフィック・リーグおよび日本シリーズで優勝できたのは、同年野村が阪神タイガースの監督に就任し、タイガース相手に苦闘していてホークスを呪っている場合ではなくなったからだと言われた。
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