エレベーターテロ
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:QZOzu0Tt
コピペ投稿日時:2017/05/08 14:39
コピペ投稿日時:2017/05/08 14:39
53 : あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/04/04 12:31
週末の10時頃のことだ 後輩としこたま飲んで、もう一軒行こうとなり
飲食店がひしめくペンシルビルのエレベーターに乗り込んだ。
乗客は二人だけで、1階から8階の居酒屋を目指す。
相当酔っていた後輩は、いきなり叫びながら大ジャンプ。
まずいと思った時にはもう遅く、5階あたりで急停止。
あ~あ、しょうがねえなと思い非常通報のボタンを押して待つ。
5分経っても反応なし、何度か試すがやはり反応なし。
仕方なく待つことにしたが、このビルはエレベータが一基しかないのだから
誰かがなんとかしてくれるなどど甘い考えでいた。
エレベーターってのは閉じ込められるとやたら狭く窮屈に感じる
ましてやいつ出られるかもわからない状況だ。
しばらくするとある事に気が付いた、なんだかとても息苦しい。
俺は閉所恐怖症でもなんでもないが、エレベータ内が暑くなり
空気が薄くなっていく気がする。
後輩も騒ぎ始めたので、そんな事はないと思いつつ安心させるために
ドアに家の鍵を差し込んで無理やりこじあける。
1cmくらいしか隙間が空かなかったが、なんだか密閉感はなくなった。
そんなこんなで45分が経過、時間が非常に長く感じ酒臭い重い空気が漂っている。
ほとんど会話もなくなり、眠くなってきた。
その時座り込んでた後輩がぽつりと
ションベンしたいぃ~
うわっ勘弁してくれよ・・・
54 : あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/04/04 13:08
密閉された空間でトイレはきつい まず、匂いと痕跡はどう隠すのか。
エレベータから解放された時に他の人に見られるのではないか
さっきも確認したが、天井が二重になっていて外には脱出できない。
映画のようにはいかないようだ。
しょうがなく自分と後輩の持ち物を全部出して袋か容器を探した。
運良くビニール袋が見つかったが、一つしかなく小さくて薄い。
おまけに半透明だ。
まず、後輩にこぼさないようにさせて、念のため俺も・・・
うわっ~生暖かい感触、そして微妙に袋から漏れているような
俺の分を足したら間違いなく破裂するのではないか
結局やるしかなく、小出しに限界まで詰め込んだ。
そして後輩に肩車させ顔面にかぶらないよう慎重に天井のパネルを外し隠す。
天井のほとんどが照明パネルになっている作りのため
さっきの袋が黄色く透けて見えるのが気懸かりだったが、とりあえずミッションは終了した。
ほっとしていると外から非常通信が
「もうすぐエレベータサービスの人が来ますのでお待ちください、今何人のってますか~以下略」
などと少々の会話をして通信は切れた
ようやく出られそうだな・・・
55 : あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/04/04 13:10
1時間15分経過 あれからかなり経つのに全然動かない、後輩はぐったりとしている。
まあ、うるさいよりはいいかななどと考えていたら
またションベンしたい~と言い出した
こいつとは二度と飲みにいかねえと思いつつ優しく脅した
「おまえのせいで閉じ込められてんだもう少し我慢しろ、彼女に言いつけるぞ」
やつはおとなしくなりいびきをかいて寝だした。
1時間30分経過
急にエレベーターが動き出し、非常通話から「ガ~カシャ最寄の階に停まります・・・」
後輩を急いで起こしていると、どこかに停まりドアが開いた。
ドアの向こうには光と音楽と喧騒が溢れていた・・・
エレベーター修理の人二人、ビル管理の人、居酒屋の人、入店を待っている一般人数十名
一斉に見つめられながらハリウッドスターのように人垣の中を歩く
なんか恥ずかしいぞ、でも小便隠しといて良かったな~
などと感慨に浸る暇もなく、ビル管理の人に二言三言注意されて解放された。
もうどこへも行く気が失せていたので、そのままエレベーターに乗って降りた。
一緒に乗ったエレベーター修理の人と世間話をしていて
俺はふとある事に気が付いた
天井の黄色い部分が移動している、エレベータが動いたからだ。
それに少しずつ面積が広がっているような・・・
56 : あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/04/04 13:13
それから逃げるように立ち去ったのは言うまでもない いつか袋が裂けて天井からシャワーのように降り注ぐ液体
俺は今でも時限装置テロの犯人だった事を妻に言えずにいる。
たぶん墓場まで持っていくだろう・・・
コメント一覧
管理人への挑戦じゃねーのこれ
最近エレベーター流行ってるの?
小便でも脱糞でもなく「暑くてたまらん!」って2人とも脱いで
全裸で出て行ったらシンドラーのリストみたいな感動シーンが
再現されただろうに。まったく、やることが中途半端だ。
倍にすれば2人分の量になるわけだが…
この書き込みの答えはそこにある。
つまり……放出の後半半分ずつはおたがい
蛇口に口をつけて飲み合ったと……
ランランルー?いや違うな。(既知
墓場まで持って行く話をここへ持ってきたと言うことはつまり、ここが…おっと誰か来たようだ。