密室殺人
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:99E01L7Z
コピペ投稿日時:2017/06/01 10:59
コピペ投稿日時:2017/06/01 10:59
582 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 23:18:04 ID:GPcAIVot
546だけどストーリーに気を使ってみた。相変わらず長文&下手文スマン 「さて、皆さん」
長身の男はその場にいる一同軽く見渡すと流麗な声で言った。
「私は先ほど被害者が発見された現場をくまなく調べましたが、
彼は一見すると自殺としか思えない状況で亡くなっていました。
部屋に通じる扉は鍵が掛けられており、その鍵は被害者のポケットの中。
唯一鍵の開いていた窓の下は断崖の絶壁。到底窓からの侵入は不可能。つまり……」
そこで一息つき、更に力をこめた口調で言った。
「密室殺人という事です」
山の奥深くに建つ巨大な屋敷、JJ館の一室に集められた山神家の住人の表情は一様に沈痛であった。
その中の、恰幅のいい五十代半ばといった初老の男が声を張り上げた。家長の翔太郎である。
「そんな事は分かってるんだ。だから親父の死は自殺ということになるだろう。龍河君、君は一体どういうつもりなんだ?」
長身の男はそこでにやりと笑った。
「申し遅れました。私は東京で探偵業を営んでいます」
「た、探偵……!?」
翔太郎はあっけに取られて肩を落とすと、気の抜けたようにそうだったのかと呟いた。
「で?結局あなたは何が言いたいの?どっからどう見ても自殺じゃないのよ。疑う余地なんか無いわ」
583 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 23:19:14 ID:GPcAIVot
翔太郎の妹、鶴子が煙草を片手に龍河を睨む。 「果たして本当にそうでしょうか?皆さん、考えてみてください、この山神家の名の由来を」
翔太郎の長男である跳一がおどおどと答えた。
「そ、それは……隣にある高山の祭神を代々守る家だから」そこまで言うと、何かに気付いたようにあっと叫んだ。
「そうか!!パラグライダーだ」
そうです、と叫んで龍河は続けた。
「被害者の死亡推定時刻には嵐はまだ来てなかった。
隣の山からパラグライダーで滑空し部屋の窓に張り付く、そして窓から侵入し被害者を殺害し同じ方法で崖下に脱出する。
うまく自殺に見せかけたつもりでも、この方法を使えばあの密室は密室でなくなるのです。
つまり犯人はこの中で唯一パラグライダーの免許を持つ、躍二さん、あなたという事になる」
矛先を向けられた躍二は自嘲気味に唇をゆがませると、うなだれたたように言った。
「あんたの言ったとおりだ……」
翔太郎は憤然と立ち上がり、躍二に一瞥をくれると、龍河に向き直り、毅然として、尚且つどこか哀愁を漂わせながら、
「よく指摘してくれた、龍河君」と言い。さらに一同を見渡しながら続けた。
「では、窓の鍵を閉めて、ドアの合鍵と一緒にパラグライダーも処分しよう。それであの密室は完璧になるな。よし、警察に電話だ」
鶴子もうれしそうに頷く。
「よく気付いたわね、龍河」
「探偵ならこれぐらい当然だよ、母さん」
コメント一覧
○部屋の窓に激突してそのまま崖下へ転落する
警察捜査なんて無意味になっちゃうね……そんな日が来ませんように。
家族ぐるみで家長を殺害かつ自殺に見せかけようと細工したけど、その穴を探偵である被害者の孫が見つけてより偽装を完璧に仕上げたという話
良くある謎解きシーンに思わせておいての隠蔽工作で、
若干の叙述の拙さはあるけど、着眼点はなかなか面白かったけどなぁ
ストーリーに気を使ってみた
ストーリーに気を使ってみた
ストーリーに気を使ってみた
つまらないコピペしか投稿出来ない病気とかだったりするのかな?
合鍵があるんなら、最初からそれ使えば良くね?
…さあ、※8をしっかり読むんだ
いやこのコピペは少しオカシイ、米12がそう思うのも分かるよ
合鍵で殺して密室作りました→パラグライダー使えば密室ではなくなるよ!隠蔽しなきゃ!
って内容なんだろうけど
「密室を作る」のが目的になってて、実際やってない密室破りを隠蔽?ってのが引っ掛かるんだよ
確かに着眼点は面白いし、ミステリなんて結構こんな感じだけど
隠蔽しようとしたのはあくまで殺害の事実であり、コピペ内でやってるのは実行可能な殺害方法の可能性の排除
実際にこの時にもしこのパラグライダーを使ったトリックを考えつかなければ、警察からその可能性を指摘された時に自殺である事を疑われるハメになる
ってか※12は普通に合鍵を使ってる(今から使う)事に気付いてないと思われる