343: 名無しさん@HOME 2016/05/25(水) 23:24:03.36 0
私の冷酷な態度に嫌悪感を抱く方もいるでしょうが、書き残させて頂きます。 離婚した元妻に引き取られ、会うこともままならなかった娘から不意に着信がありました。
久しぶりに連絡を取るので緊張しているのか硬い声で「結婚の報告をしたいから会って欲しい。」
私はとても喜びました。
次の週、少し離れた元妻の地元へ足を運び待ち合わせ場所の喫茶店に入りました。
応対した店員に娘の席を確認し、心を弾ませながら案内された席に向かうと
そこには元妻から送られてきた娘の成人式の写真よりずっと綺麗になった娘が座っていました。
私は娘の向かいの席に座り笑顔で話しかけましたが、娘は私を睨みつけ一言も喋ろうとしません。
娘の目を見ると、その奥底から滲み出て来るような恐ろしい憎悪を感じました。
私は落ち着いて姿勢を正し、何故そのような目で私を見るのか理由を問いました。
すると娘の口から信じ難い言葉が出て来ました。「私が不倫し、元妻と娘を捨てた。元妻がどれだけ苦労したか分かっているのか」
344: 名無しさん@HOME 2016/05/25(水) 23:24:38.55 0
私は娘が何を言っているのか分からず頭の中が混乱しました。娘は構わず 「あなたを父親だとは思っていないし会うつもりも呼ぶつもりも無かったけど周りが煩いから会いに来た。」
さらに畳みかけるように「これまで何もして来なかったのだから最後くらいお金は出して欲しい。」
私が家庭を疎かにしたことを何度も頭を下げ、心から謝罪をし幾度も復縁をお願いしても頑なに断ったのは元妻のほうだ。
再婚はしているが不倫は断じてやっていない。元妻が娘に会わせようとしなかったが娘の為に養育費は出来うる限り出した。
私は怒りが湧き、声を荒げ強く否定しようかと思いましたがここは公衆の場。人様に迷惑がかかってはいけない。
そう思い必死で怒りを抑えました。
私は「いきなり答えを出すことは出来ない。時間を貰いたい。」そう言って一旦別れました。
その日から私は落ち着いて熟慮を重ね、私を恨んでいるのは元妻らが私を悪く教え込んだせいで娘は悪くない。
娘の為だから費用は当然出す。娘と元妻の関係は良好で、大切な結婚式を前に私が騒いで関係が拗れてはいけない。
結婚式にも披露宴にも出ないが娘の晴れ姿だけはどうしても見たいから周りに気付かれないよう披露宴を見せてもらう。
娘が幸せになってさえくれればそれでいい。真実は落ち着いた頃に誰も傷つけないよう巧く話そう。
私は身勝手で、屈辱的な受け入れ難い要求を条件付きで呑むことを決めました。
345: 名無しさん@HOME 2016/05/25(水) 23:25:35.27 0
娘との面会以来塞ぎ込みがちになっていたのを心配していた妻に丁寧に経緯を話し、結婚費用の過半を出すことの了解を得、 三週間後、前回待ち合わせた喫茶店で娘にそのことを話し渋々ながらも同意を得ることが出来ました。
数か月が経ち娘の結婚式の日、約束通りスタッフの方の誘導で披露宴会場の目立たない場所から娘の晴れ姿と
誠実そうな新郎を見て安心し会場から立ち去ろうと思いましたが、
どうしても娘に直接お祝いの言葉とご祝儀が渡したく、スタッフの方に娘と二人きりで話せるようお願いしました。
披露宴も終わり、娘が控室に戻った時刻に娘へ連絡を取って頂き
スタッフの方の計らいで用意された会議室で待っていると、娘が入って来ましたが心底迷惑そうな表情でした。
ある程度予想はしていたものの、私の祝福の言葉にもご祝儀にも冷ややかな反応しか示さず、二次会があるからと言って
出て行こうとする娘を見て瞬間的に、「このままでは娘に会えるのはこれで最後になるかもしれない。真実を話そう。」
無我夢中で娘の前に回り込み思わず両肩を掴みました。
その瞬間、娘は凄まじい嫌悪感を浮かべた表情になり「触らないで!」平手打ちをされ、私は頬を手で覆いました。
娘は一瞬ハッとした表情を浮かべましたがすぐに気を取り直して「もう二度と会わないで。」
そう言い残し、会議室から出て行きました。
私は口の中を切ったのか、頬を押さえていた手に血が付着しているのを見て
心の支えにしていた大切なひとつが完全に崩れ去るのを感じました。
346: 名無しさん@HOME 2016/05/25(水) 23:26:42.56 0
それから二年、不意に登録されていない携帯番号からの着信があり応対しました。聞き覚えのある女性からで、会って欲しいと。 女性は、私が住んでいる地域へ出向いて来る。そう言いましたが私は前回の場所で良いと断りました。
そして二年前に訪れた喫茶店へ再び足を運びました。応対した店員に女性の席を確認し、案内された席へ向かいました。
女性は私に気付くと急いで立ち上がりお辞儀をし、わざわざ遠くまで呼び出した事を詫びて来ました。
私は何も言わず軽く会釈をし、向かいの席に座りました。私は注文を済ませ、女性に用件を聞きましたが
女性は俯いたまま話し辛そうな様子で黙っているばかりです。もう一度用件を聞きました。
すると女性はぽつりぽつりと話し出しました。
女性の母親の家でふとしたことから私名義から、毎月十数万の入金記録が残された通帳と私が娘に宛てた手紙やお祝い品の数々を見つけ
母親に問い質すと、復縁を考えていた矢先に私が再婚をしてしまったこと。
私の養育費を使わず娘を育て上げようと決めていたものの、止むを得ず養育費に手をつけてしまう度に
私がそれ見たことかと嘲笑っているように思え、悔しさと憎さで私のことを悪く言ってしまったこと。
気が付けば父親を憎むようになっている娘に愕然とし、何度も本当のことを話そうとしたものの、
日々憎悪を深める娘に言い出すことができなかったこと。娘が私と会うことを決めた時、気が気でなかったこと。
私の不倫は嘘だったことを告白しました。
347: 名無しさん@HOME 2016/05/25(水) 23:27:26.98 0
女性は深く頭を下げ、 「早く会って謝りたかった。ひどいことをしてしまいました。ごめんなさいお父さん。」
「お父さん。」
願いが叶いました。私の知っている気遣いの出来る心優しい娘がここにいます。
片時も忘れること無かった娘に、何もしてやれない娘に、お金にだけは困らないように生活を精一杯切り詰め、
昇進して収入を増やし娘の為に少しでも多くの養育費を渡そう。そう心に決め仕事に打ち込み
いつかもう一度娘から「お父さん」そう呼ばれる日が来るのを願い努力して来た苦労が今、やっと報われたのです。
しかし、何の感情も湧くことはありませんでした。私は「そんなことはどうでもいい。私も一度だけ会いたかったんだ。」
鞄から現金の入った封筒を取り出し女性の前に置きました。
これが相続分及び将来発生するであろう慶弔費であること。父親としての義務は全て果たしたこと。
もう関わらないことを話し、注文票を手に取り席を立ちました。
清算を済ませ店を後にし、駐車場へ向かっていると娘だった女性が追いかけて来ました。
「本当に知らなかった。酷いことをしてごめんなさい。」「お父さんが悪いと信じ込んでしまっていた。」
「これからお父さんと思い出を作りたい。」「子どもが出来たらお父さんに会わせたい。」
「お父さんに恩返しがしたい。」「行かないで。お父さん。お父さん。お父さん。」
涙ながらに懇願する娘だった女性を見ても、やはり何の感情も湧きませんでした。
何も聞かされていなかった。信じ込まされていた。罪は無い。そう思ってはいても、
大切な娘への思いは、大切な娘との思い出は、色褪せ、霞み、掻き消され、記憶の残滓が漂うだけでした。
駐車場に着き、かつては家族だった三人の幸福だった思い出が残る私の古びた車に気付いて女性は立ち止まりました。
構わず乗り込もうとする私を女性は我に返り必死で引き留めようとしました。
私は大切に持ち歩いている妻子の写真を少しだけ女性に見せ車に乗り込み、立ち尽くす女性に目もくれずその場を去りました。
このような不快な人生の経験談を最後まで読んで頂きありがとうございました。
370: 名無しさん@HOME 2016/05/26(木) 17:01:47.50 0
>>343は復縁しなくて良かったし、できることなら娘も母親と縁切ったほうがいいな421: 名無しさん@HOME 2016/06/02(木) 07:34:48.76 0
>>343が娘さんを許せる日が来ればいいな 389: 名無しさん@HOME 2016/05/28(土) 10:27:08.16 0
まあ、どうでも良いけど 今の妻と子を大切にして平穏に暮らすことが
>>347にとって唯一で最高の人生
コメント一覧
見えてしまう。
これは母親が悪い。でもこの人も要領の悪い道徳家って感じで
イライラする。喫茶店での最初の対面の際、なぜ少しでも事情を
説明しなかったのか。娘がキレたら迷惑かかると思ったのかな。
「いきなり答えを出すことはできない」なんて空虚なことを言う
ぐらいなら感情を一部でもぶつけてみればよかったのに。あと、
この娘もなんかタカリの気配がぷんぷんする。再婚した奥さんも
優しい人っぽいし、娘が幸せなら「俺とはもう他人」と割り切れば
いいんじゃないか。
自分に有利なウソなんてひとつもついてないのに最低親父みたいに
言われて、読んでるほうも切なくなるね。俺の柔道部の先輩なんか、
俺にさんざんフルチンの裸踊りをさせて俺を性的恥辱の極みにまで
叩き落とした人だけど、後年会って「あの日々は本当につらかった!
おかげで俺は露出狂になった!」と詰ったら、その先輩「ごめんな。
じつは俺、おまえのことが好きで、おまえの素っ裸が見たかったんだ」
なんて悲しそうに言い出すから、俺もつい「そうだったんですか……」と、
誘われるままホテルに。柔道部時代を思い出させるシゴキプレイで
先輩着衣のまま俺だけひと晩で8回射精して「先輩、好きです……」と
眠りについて朝目覚めたら、先輩はおらず、俺の財布が空になってた。
そんな真の卑怯者こそが苦しみを背負うべきなのにな。
どうしてあんたは前半だけで我慢ができないんだ。
とても良い事を言っているのに。
娘だって結婚するほどいい大人になるまでなんの疑問も湧かずに母の言い分だけ鵜呑みにしてきた自業自得だと思う。
すまんがそこがこの人の真骨頂なんだよ
※1
ホモおじさんリクエスト通り長いのありがとうございます
今回も楽しませていただきました(_o_)
※2さんが騙されてしまうぐらい前半の真剣さは秀逸です
で後半はいつもの…でギャップがたまらんですわwww
明日(今日か?)もよろしく頼みます
むしろ前半を我慢して言ったんだろ
時代の生き証人(というかその中の1つの
有名サイトの人もかしれない)の方でしょうか?
(回答はほとんどもとめてません)
わかってくれてる人がちゃんといます
>むしろ前半を我慢して言ったんだろ
こういう書き方(返し)したいんだけど俺には才が全くないorz
そのへんはまったく知らないし、手練れのネタ師だとしたら
俺はそんな大それたもんじゃない。
少し失礼なことを言って申し訳ないんだけど、あなたが万一、
どんなに叩かれてもずうずうしくここに居座る俺に業を煮やし、
それならばと褒め殺しという変化球的手段で俺を追い出そうと
考えている策士だとしても、こんなに温かいレスをくれるのは
純粋にとてもうれしいし、俺がさんざん調子に乗ったあげくに
裸踊りさせられていたことが判明して嘲笑されるなんて展開が
あったとしても全然腹立たない。
>褒め殺し
私単純なんでそれやったとしても一発でバレますわw
昔も今もその手の事やる気ないしやったこともないし
今後もないしそうありたいと思います 誤解はたまに
受けますが
>裸踊りさせられていたことが
どもw
すみません思ったことをそのまんまかいてるだけなんですよ
ともすれば私は批判的になりがちなんで上手い!とか面白い!
と自分が肯定的に思ったらストレートに書くよう心がけてるだけ
なんですよ まあ結果叩かれることもしばしですが(苦笑
不倫したのは母親の方じゃないのか?だったら最悪。
このクズっぷり、バカっぷりも納得がいくな。
※1の文章をこの上なく不快に思ってる人間もいるってことを理解しろクズ
結婚式にそっと見守るはずが、いきなり店員に言って主役に時間もらったり、肩を掴んだり、その後娘を無視したり、他人のように文章に書いたり、それをわざわざネットに流したり。
変だよ。いい歳のおっさんが。
嫁と娘の悪い所は長々と書く、自分は被害者として書く、自分がした事はしょうがないと言う様に同情される様に書く、この人にとってはそうだったんだろうけど、娘にまで読み手が悪意を持つ様に書いてる、その性格が変。
別々に暮らしてて良かったんじゃない。
聞かされていたことがホントだったならどうなんだ?
管理人に言ってアク禁にして貰うか
「ホントかな」って思っちゃうんだよね
ホモおじさん含めてコピペ運動会なんだから追い出すなよ。
てことは俺はコピペ運動会の一部なのか……このサイトが
亀頭だとしたら俺は鈴口みたいな。それは抽象的だから
もっとわかりやすく例えると、nogさんのモノをしゃぶる
全裸の俺の肛門をkommさんが尻ぺたを両手でぐいと広げて
丸見えにして、そこをopentypeさんに耳かきで弄ばれて
気持ちよくなってキュアブラックに顔射する感じかな。