437: 名無しさん@おーぷん 2017/07/23(日)13:21:49 ID:wae
高校生の時、人を殺しそうになった。学校帰りに痴漢(というよりも強姦未遂)された。
当時住んでいたのは開発中の住宅地で、まだ家が少なくて空き地が多く、街灯も少ないので注意は呼びかけられていた。
その日は学校が塾代わりに行っていた夏休み補講の帰りで、夜7時台でまだ真っ暗ではなかった。
駅からの帰り道、私はいきなり後ろから抱き着かれ、空き地に引き込まれそうになった。
覚えているのは間近で見た気持ち悪いニタニタした顔と、「ブヒブヒ」とでも形容したらいいようないびきみたいな不気味な声だった。
大声を上げたところまでは覚えていたけれど、気づいたら何人もの人に囲まれていて、私は若い男の人二人に両腕を抱えられていた。
無我夢中の反撃で投げた石が犯人に当たり、犯人は昏倒していた。
犯人は、空き地に止めた車に私を引き込んで事に及ぼうとしたようだった。
私の大声が少し離れた家に届いていたようで、そこの家のご主人が会社の社長さんでその日は運よく従業員の人たちと家でバーベキューしていて、私の声を聞いてみんなで来てくれた。
その人たちが来た時、私は半狂乱で、うつぶせに倒れた犯人に馬乗りになって首を絞めていて、遅ければ犯人を殺していたかもしれなかった。
438: 名無しさん@おーぷん 2017/07/23(日)13:22:02 ID:wae
犯人は脳に後遺症が残るケガだったらしい。そいつは現行犯で捕まったけれど、
私も傷害罪の疑いで調べられた。
何回も警察に行ったけれど、大体の警察官は同情的だった。
ただ私を安心させようとしているのか、私のやったことを武勇伝的に言う人も居て、その方が私としてはしんどかった。
やっぱり自分が人を殺しかけたのはショックだったし、あとから、犯人の顔の肉を引きちぎらんばかりにつかんだ感触や、犯人に投げつけた石の感触、首を絞めた感触とかを思い出すようになった。
警察は
「あなたが有罪になることはないと思うけれど」
と言ってくれた。
けど現場の状況を思い出し、取り調べを受けているうち、だんだん自分が犯人みたいな気分になった。
刑務所行きで学校も退学で一生犯罪者、とかネガティブに考えるようなって修羅場だった。
警察のほか、病院とかカウンセリングとかにも行った。
とにかくその夏休みは忙しくてあんまり記憶がない。
駆けつけてくれた家の奥さんが、
「自分にも娘がいるから他人事じゃない」
といろいろ親切にしてくれ、周りにもうまく言ってくれたみたいで、少なくとも私は近所の目を気にすることはなかったし、夏休み中で遠方の私学だったのでクラスメートとかにも隠すことができた。
しばらくたって、私が「起訴猶予」になったと聞いた。
「“犯罪は成立しているが状況から処罰をすべきではないとされるケース”だ」
と教えられた。
犯人に反撃してケガをさせたところまでは正当防衛が成り立つけれど、投げた石が当たって倒れこんだ犯人の頭に石をぶつけて首を絞めたのは、犯人がまた起き上がってくる恐怖に駆られたとはいえ過剰防衛で罪になるらしい。
「起訴猶予は不起訴の一種で、記録は残るが『前科』にはならない」
と言われた。
「何も悪くないと証明されたようなものだから胸を張って生きなさい」
と言われた。
その後何事もないふりをして暮らしているが、やはり暴力犯罪ものの映画とかドラマは見られない。
夫には性犯罪に逢ってトラウマがあることは伝えているが、私が相手を殺しかけたことは伝えていない。
コメント一覧
相手の男を障害者にしたヒステリー女」とかタイトル付けそう。
この人のまわりにそういう奴がひとりもいなかったのを祈る。
起訴猶予っていうのもまだ理不尽だと思う。こういうケースが
まるっきりの無罪と判断されない限り、日本は犯罪者天国だ。
一方的に他人を蹂躙することが「犯罪」なのであり、それに対し
たとえ怒りを暴走させたってそれは「反応」でしかないのにな。
でもちょっと文章がわかりにくいな。囲まれていた「何人もの人」
っていうのは職場仲間でバーベキュー楽しんでた汗臭い男たちか。
両腕を抱えてた2人も汗臭いバーベキュー仲間か。バーベキューで
男が上半身裸になるのは風物詩で、メンバーに入れ墨男子がいると
場所をゆったり使えるとか聞くね。意識を取り戻してからの描写が
先に書かれてるから、何人もの男に襲われたのかと一瞬愕然とした。
夕方の市ヶ谷駅前で空手部の先輩たち5人に素っ裸にむかれ、
大の字に押さえ付けられて無防備な股間をこねくりまわされて
衆目のなかで射精したとしても、その射精は「反応」であって、
いくら気持ちよくぶっぱなして内心もう一度やってほしいとか
考えたとしても射精主が公然猥褻罪の責めを受けることはなく、
市ヶ谷駅前交番の汗臭いおまわりさんも「裸踊りぐらいならまあ
俺たちもよくやるけど、イッたのは辛かったね」と慰めてくれる
はず(←ちなみにこの場合の『慰める』は気持ちを癒すの意味ね)。
こ起訴猶予と判断したやつは皇族の女性が同じ目にあっても同じ判断するの?
同じ目に遭った後の対応の問題だろ何言ってんの
皇族に限らず、世の女性の大半は昏倒した犯人相手にここまで暴れたりはしない
民間人は刑法または民法
皇族には皇室典範が適応される
よって絶対に同じ判断はしないし出来ない
本当にダメになるなあ
ためになるの打ち間違いです
触りたくもないわな
でもさ、正当防衛なら何してもいいってなっちゃったら
DQN「ウェーイwwwお前の妹ちゃんwww」
キモオタ「チョッ‼ヤメロヤ…」
DQN「いってー、今の暴行だよな?みんなも見たよな?」
DQN仲間「ウェーイwww正当防衛成立ーwww」
ーキモオタ死亡ー
司法「う~ん、正当防衛でDQN無罪w」
なんて事も起こりうる訳じゃん?
法律なんてある程度ガバガバにしといて
運用で調節していくしかないと思うんだ
馬鹿が一人前に意見なんてしてごめんね
それ以上は過剰防衛になる可能性あり
ゴローさんのアームロックも「それ以上いけない」つーことです
「挑発して反撃食らって」それに対しての暴行なんかは
正当防衛が成立しなかったんじゃないかなあ。
剣道部の先輩が1年生を東京ソラマチで素っ裸にさせて
センズリかかせて、1年生はせめてもの腹いせに精液を
その先輩の顔面にぶっかけた。それで先輩が怒り狂って
1年生を殴っても正当防衛にはならないでしょ。たぶん
駆けつけてきた本所署の警察官も全裸の1年生に向かって
「おおっ、射精したのに股間はスカイツリーのままだなあ。
体育会のいじめ受けてもそうやって元気でいろよ!」って
温かく励ましてくれる。
とかに発展しないといいね
(戦争のPTSDだとある)