35: 名無しさん@おーぷん 2017/12/17(日)16:00:47 ID:5po
あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。
ロマンに溢れた遠足、荒々しい男らしい冒険・・・。
戦争は三週間――出征すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。
大した犠牲を出すこともない・・・。
私たちはこんなふうに、1914年の戦争を単純に思い描いていた。
クリスマスまでには家に帰ってくる。
新しい兵士たちは、笑いながら母親に叫んだ。
「クリスマスにまた!」
40: 名無しさん@おーぷん 2017/12/17(日)16:03:01 ID:GJZ
誰が言うたんやっけ
フランス軍青年兵士がマッマに当てた手紙やっけ?
41: 名無しさん@おーぷん 2017/12/17(日)16:03:31 ID:5po
>>40
ツバイク
コメント一覧
1914年の開戦時、直前に発生していたバルカン戦争を除けば
普仏戦争以来ヨーロッパでは約40年ぶりとなる大規模な戦争は、
騎士道精神に彩られたロマンチックな姿が想像され、
両陣営の首脳部・国民ともに戦争の先行きを楽観していた。
多くの若者たちが、戦争の興奮によって想像力を掻きたてられ
「この戦争は短期決戦で終わるだろう」「クリスマスまでには家に帰れるだろう」と想定し、
国家宣伝と愛国心の熱情に押されて軍隊へと志願した。
オーストリアの作家シュテファン・ツヴァイクは、その当時の兵士たちの気持ちを、こう(>>35)解説する。
塹壕をか?
僕は毎日泥の塹壕の中にいます…。
塹壕は思っていたのとは全く違うところです。
最悪の敵は雨です。
何日も、何週間も、濡れた粘土の上に蹲り、敵の砲弾の中で暮らすのはどんなものか想像もつかないでしょう。
厚いブーツを履いていますが、冷たい泥で足は氷の塊のようです。
何本かの指は動かなくなりました…。