後味の悪い話
要約すると、子供のころベートーベンは音楽なんか大嫌いでサッカー選手(!?)になりたかった、
でも孫の才能を見抜いたおばあちゃんはボールを針でパンクさせ、ベートーベンをピアノに縛り付けて泣きながら特訓させた、
遊びたくても一日中室内でピアノ、友達はゼロ、いつしか笑顔も消えて無口な暗い性格に…
「なんて悲しい運命なんだ」鍵盤に落ちた涙が鳴らしたメロディーで出来上がった名曲『運命』、
ありがとうおばあちゃん♪ 貴女がしごいてくれたから僕たちは今も素晴しい彼の曲を聴くことができるのです、バンザイ!
…みたいな感じ。
あまりの搾取子肯定な歌詞にドン引きした。
なお、最初にサッカー選手とか出てきた時点で分かると思うけど、この歌詞は史実とはかなりかけ離れたフィクション。
(祖母はベートーベンの幼児期にアル中で修道院に入れられていて、物心ついて以降ほぼ会う機会は無かったっぽい。
ただし、宮廷歌手の家柄で、呑んだくれの落ちこぼれ親父に才能をアテにされて虐待まがいのスパルタ教育を受けたのは事実。)
なんでこんな時代錯誤の教育ママや過干渉虐待を推奨するような歌をNHKが喜々として流すんだ…と思ったら、
一応、日本のオリジナルではなく、外国語の元ネタ曲があるらしい。
イタリアの児童合唱コンクール的な音楽祭の入賞曲で、審査員も子供らがやっている。
この音楽祭の入賞曲は、『黒ネコのタンゴ』『トレロ・カモミロ』『ちびっこカウボーイ』など
日本の児童曲へもカバーされているものが多い、みんなのうた御用達の元ネタ供給源。
元ネタ(La nonna di Beethoven)だと更に、おばあちゃんは耳を引っぱって怒鳴りつけ
ベートーベンはツ○ボになっちゃった♪みたいな歌詞もあって、
さすがにそこまで酷い部分は日本語版へは翻訳されず、あれでもだいぶマイルドになっているんだなぁと思った。
文章書くの上手だね
アンビリバボー2時間SPくらい情報量があるのにスラスラ読めたよ
でも後味悪いのは歌うんぬんより父親のくだりだったわ
『運命』の「ダダダダーン」というメロディーに、「nonna nonna~♪」の歌詞が付いているけれど、
ひょっとして、むしろここの部分こそ作詞者が「恐いおばあちゃん」イメージの着想を得た発端の本体じゃないんだろうか?
だとしたら、そこが反映されていない日本語版は、ギャグのニュアンスが上手く伝わらず ただひたすらベートーベン少年が可哀想なだけの、
“作詞者が何考えて作ったんだか意図不明で気持ち悪い歌”になってしまったんじゃないだろうか。
↑
これが許されたことが後味悪いわ
369: 本当にあった怖い名無し 2018/08/13(月) 15:48:51.97 ID:K1L8jrKo0
だいぶ前のNHKみんなの歌で、『ベートーベンのおばあちゃん』という曲。 要約すると、子供のころベートーベンは音楽なんか大嫌いでサッカー選手(!?)になりたかった、
でも孫の才能を見抜いたおばあちゃんはボールを針でパンクさせ、ベートーベンをピアノに縛り付けて泣きながら特訓させた、
遊びたくても一日中室内でピアノ、友達はゼロ、いつしか笑顔も消えて無口な暗い性格に…
「なんて悲しい運命なんだ」鍵盤に落ちた涙が鳴らしたメロディーで出来上がった名曲『運命』、
ありがとうおばあちゃん♪ 貴女がしごいてくれたから僕たちは今も素晴しい彼の曲を聴くことができるのです、バンザイ!
…みたいな感じ。
あまりの搾取子肯定な歌詞にドン引きした。
なお、最初にサッカー選手とか出てきた時点で分かると思うけど、この歌詞は史実とはかなりかけ離れたフィクション。
(祖母はベートーベンの幼児期にアル中で修道院に入れられていて、物心ついて以降ほぼ会う機会は無かったっぽい。
ただし、宮廷歌手の家柄で、呑んだくれの落ちこぼれ親父に才能をアテにされて虐待まがいのスパルタ教育を受けたのは事実。)
なんでこんな時代錯誤の教育ママや過干渉虐待を推奨するような歌をNHKが喜々として流すんだ…と思ったら、
一応、日本のオリジナルではなく、外国語の元ネタ曲があるらしい。
イタリアの児童合唱コンクール的な音楽祭の入賞曲で、審査員も子供らがやっている。
この音楽祭の入賞曲は、『黒ネコのタンゴ』『トレロ・カモミロ』『ちびっこカウボーイ』など
日本の児童曲へもカバーされているものが多い、みんなのうた御用達の元ネタ供給源。
元ネタ(La nonna di Beethoven)だと更に、おばあちゃんは耳を引っぱって怒鳴りつけ
ベートーベンはツ○ボになっちゃった♪みたいな歌詞もあって、
さすがにそこまで酷い部分は日本語版へは翻訳されず、あれでもだいぶマイルドになっているんだなぁと思った。
373: 本当にあった怖い名無し 2018/08/13(月) 19:30:52.95 ID:cqhGhD9E0
>>369 文章書くの上手だね
アンビリバボー2時間SPくらい情報量があるのにスラスラ読めたよ
でも後味悪いのは歌うんぬんより父親のくだりだったわ
370: 本当にあった怖い名無し 2018/08/13(月) 15:50:42.57 ID:K1L8jrKo0
ちなみに、イタリア語版では、間奏やバックコーラスに挿入される 『運命』の「ダダダダーン」というメロディーに、「nonna nonna~♪」の歌詞が付いているけれど、
ひょっとして、むしろここの部分こそ作詞者が「恐いおばあちゃん」イメージの着想を得た発端の本体じゃないんだろうか?
だとしたら、そこが反映されていない日本語版は、ギャグのニュアンスが上手く伝わらず ただひたすらベートーベン少年が可哀想なだけの、
“作詞者が何考えて作ったんだか意図不明で気持ち悪い歌”になってしまったんじゃないだろうか。
372: 本当にあった怖い名無し 2018/08/13(月) 17:55:08.68 ID:kZ37y6TC0
ベートーベン「徹夜で作曲したからコンサートの舞台でぶっ倒れて演奏は出来ませ~ん」 ↑
これが許されたことが後味悪いわ
コメント一覧
月のワルツ
頭に回るは笑い声
いろいろあるよね
この話は後味悪いじゃなくて胸糞ネタだろ
でしょうね
・・・サッカー選手を夢見たのは100%ウソですが。
のは、どうなのかわからないかな。本当だったのか。
スレ主やここへの来訪者のレベルが知れようというものだが
とりあえずアニメ版(ZdO公式)と原詞(こちらも公式サイト)を貼っとく
https://www.youtube.com/watch?v=idOkEgGcyZI
https://zecchinodoro.org/canzone/la-nonna-di-beethoven
翻訳はみんなが自分でやってね。