18 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/31(水) 00:01:58 ID:WnJsEOUP0
信じようと、信じまいと――読んではいけない本というものがあるそうだ。
その本の表紙には、『たどり着いたの者の名は』というタイトルが印字されており、
表紙の余白にはいくつかの人名がペンや鉛筆で書き込まれているという。
その本を読んだ人は表紙の余白に自分の名前を書き、失踪してしまうのだという。
信じようと、信じまいと――
20 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/12/31(水) 17:26:08 ID:U+FCFqcC0
信じようと、信じまいと―
埋葬した人が、棺桶の中で息を吹き返すということがある。
そのまま死なせてしてしまうのを防ぐため、中で動きを感知すると警報音が鳴る棺桶が作られた。
ある晩、その棺桶から警報が響いた。
それは保管してあった棺桶全てで、中に誰も入っていないものだった。
信じようと、信じまいと―
30 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/04(日) 00:49:52 ID:necfkUC+0
信じようと、信じまいと―ある小学校のクラスが、地元の漁師の協力のもと、地引き網の体験学習をした。
みんなで網を引き上げてみると、魚に混じって小さな人形がかかっていた。
それは流し雛と呼ばれる人形で、その土地には厄払いのために流し雛を川に流す習慣があった。
川を下り海底に沈んだと思われるその人形は、なぜか鬼のような恐ろしい形相をしていたという。
信じようと、信じまいと―
53 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/12(月) 19:14:09 ID:BgruV0Sl0
信じようと、信じまいと―1966年8月23日。航空機事故が相次いだこの年にあって、それは一際異様な事件であった。
H空港機材庫で乗員訓練飛行を待っていた東亜国内航空コンベア880-22Mは突然走り出し滑走路に出ると
そのまま離陸、消息を絶った。コックピットには誰も座っていなかったという職員の証言や、同機の
残骸すら発見されなかったことから、未だに「あいつは自分でどこかへ逃げたんだ」と語る航空関係者も居る。
信じようと、信じまいと―
55 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/01/12(月) 19:16:06 ID:BgruV0Sl0
信じようと、信じまいと―1966年8月23日。早朝。フロリダのある町で、数百人もの男が集団で失踪した。彼らは全員、昼までには家に
戻ってきたのだが、誰も「なぜ」「どこに」行っていたのか覚えていなかった。午後になって警察に一人の男が出頭した。
彼は学者崩れの秘術マニアで、昨晩古い文献に則り「死者を墓場から蘇らせる」秘術を行ったところ、朝起きると
大量の知らない男に家を囲まれていたので慌てて術を解いたという。失踪者は全員妻帯者だった。結婚は人生の墓場である。
信じようと、信じまいと―
コメント一覧
おわり
「信じようと、信じまいと」でググるとまとめサイトあるけど
全然違う
信じんなよw
同意。
そのフレーズで萎える
これは遺体が無くなるなんて事は勿論無かったが、実際に鳴っちゃう事はしばしば。風かなんかだろうけど。
余談にはなるが、結果的に生き埋めになってしまったor実際に刑として生き埋めにした人物の棺桶の蓋の内側は爪で引っ掻いた跡や血痕が散っていた。これも番組で見たんだが、凄惨なものだった。
棺桶のは医療技術が未発達で仮死状態の人を土葬した結果とか言ってたっけ
まぁ火葬の国の民には関係ないけど
これ創作ですよーって言ってるのと同じだから
純粋な創作ネタとして楽しめるので嫌いではない