ある若い男性二人組が心霊スポットで有名な山にドライブに行った。しかし何も起きないし真っ暗だった空も段々と白んで来たので今日は帰ろうという事になった。
山道を走らせていると助手席に座っていた友人が青ざめた顔でバックミラーを指差し「見ろ…!」と呟いた。その友人のただならぬ様子に怯えつつもバックミラーを覗くとまだ遠くの方ではあるが確実にこの車を追ってきている少女の姿が…
慌ててスピードを上げようとするが運悪くぬかるみにはまってしまい立ち往生。どんどんと近付いてくる少女の姿。
「おいっ早く出せよっ…!!」
「分かってるよっ…!」
「………すけて」
少女は声が聞こえる程に近付いてきている。焦る二人。発進できない車。
少女との距離を見ようと振り返ると少女はすでにガラスにべったりとはりつき必死の形相で二人を見ていた。
「助けて…!!」と叫びながら………
「う、うわぁぁあああ…!!!」
そう大声で叫んだ時だった。ようやくぬかるみから抜け出す事ができたらしく発進する車。
突然発進した車に弾かれる様にして倒れる少女。少女が起き上がり追いかけてくる姿が見えるがどんどんと距離は離れていく。少女の姿が見えなくなった所でほっと胸を撫で下ろす二人。
その日はとりあえず気分も悪いのでそれでお開きにする事にした。
あれから特に何事もなく数日が過ぎたある日の事だった。あの日運転席に座っていた男が部屋で寛いでいると、同行していた友人から携帯に着信が。
「おぉ、どうした?」といつもの調子で携帯に出る。
「テレビつけてみろ!!」挨拶もなしに突…!」携帯の向こうで叫ぶ友人。
そのニュースが報じている出来事とはこうだった。
その山で少女の遺体を発見し身元を確認した所、一月前に捜索願いが出されていた少女だった事。恐らく、犯人はまだ見つかっていないが誘拐事件に巻き込まれたであろう事。
そして……
「少女の遺体は死後一週間経過しており—…」
写し出された少女の生前の写真は紛れもなくあの日自分達に助けを求めた少女の物だった。そして、自分達があの山に向かったのも丁度一週間前……
「じゃ、じゃぁあの女の子って…」
死後直後の少女の霊であったのか、それとも殺される直前自分達に助けを求めた少女の生前の姿だったのか…
もし生きていた少女だったとすればあの時助けていればまだ幼い彼女は……
山道を走らせていると助手席に座っていた友人が青ざめた顔でバックミラーを指差し「見ろ…!」と呟いた。その友人のただならぬ様子に怯えつつもバックミラーを覗くとまだ遠くの方ではあるが確実にこの車を追ってきている少女の姿が…
慌ててスピードを上げようとするが運悪くぬかるみにはまってしまい立ち往生。どんどんと近付いてくる少女の姿。
「おいっ早く出せよっ…!!」
「分かってるよっ…!」
「………すけて」
少女は声が聞こえる程に近付いてきている。焦る二人。発進できない車。
少女との距離を見ようと振り返ると少女はすでにガラスにべったりとはりつき必死の形相で二人を見ていた。
「助けて…!!」と叫びながら………
「う、うわぁぁあああ…!!!」
そう大声で叫んだ時だった。ようやくぬかるみから抜け出す事ができたらしく発進する車。
突然発進した車に弾かれる様にして倒れる少女。少女が起き上がり追いかけてくる姿が見えるがどんどんと距離は離れていく。少女の姿が見えなくなった所でほっと胸を撫で下ろす二人。
その日はとりあえず気分も悪いのでそれでお開きにする事にした。
あれから特に何事もなく数日が過ぎたある日の事だった。あの日運転席に座っていた男が部屋で寛いでいると、同行していた友人から携帯に着信が。
「おぉ、どうした?」といつもの調子で携帯に出る。
「テレビつけてみろ!!」挨拶もなしに突…!」携帯の向こうで叫ぶ友人。
そのニュースが報じている出来事とはこうだった。
その山で少女の遺体を発見し身元を確認した所、一月前に捜索願いが出されていた少女だった事。恐らく、犯人はまだ見つかっていないが誘拐事件に巻き込まれたであろう事。
そして……
「少女の遺体は死後一週間経過しており—…」
写し出された少女の生前の写真は紛れもなくあの日自分達に助けを求めた少女の物だった。そして、自分達があの山に向かったのも丁度一週間前……
「じゃ、じゃぁあの女の子って…」
死後直後の少女の霊であったのか、それとも殺される直前自分達に助けを求めた少女の生前の姿だったのか…
もし生きていた少女だったとすればあの時助けていればまだ幼い彼女は……
コメント一覧
冷静ではいられないと思うが
後ろ姿はよく女と間違えられてた。
そんな頃、車でドライブしてたら夜中の12時位に
田舎の山の街灯も何もないところで事故って崖からダイブした。
奇跡的に軽傷(頭を6針縫った)で済んだが、
車は大破して携帯もどっかに吹っ飛んで見つからなかった。
その道は田舎過ぎて、夜になるとほとんど車も通らない場所だった。
しょうがないので歩いて近くの民家(7~8km)に助けを呼びに行こうと
道路に出たら、たまたま1台の車が通りかかった。
助かったと思って道の脇から手を挙げて「止まってー!」と叫んだ。
んで人影に気づいた車の人はスピード緩めてくれたんだが、
急に車の前に飛び出したら危ないとおもって、
一旦路肩にフェードアウト
車が止まりかけた時に助手席側の窓に駆け寄り
「タスケテクダサイ」って叫んだんよ。
そしたらその運転手、
「うわぁぁぁー!」っていって急発進してどっか行っちゃったよ。
そりゃぁ不気味だったかなーと思い、
結局歩いて近くの民家に向かって歩いていたら
しばらくしてさっきの車が戻ってきて助けてくれた。
しかも友達3人増えてたw
話を聞くと、
人影が見えて何かと思ったら、いきなり窓に
顔面血だらけで半笑いの女が低い声で叫んでたもんだから
ビビって逃げちゃったらしい。
でも、よくよく考えて事故った人とかだったら大変だと思って、
でもやっぱり怖いから友達連れて様子見に来たらしい。
助け求めた時、窓触っちゃったから血の手形ついしまってて
ほんとに不気味だったが、
「この血、本物じゃね?」ってことで助けに来てくれたらしい。
で救急車呼んでくれて、無事運ばれてった。
以上、長々と駄文を書いて申し訳ないが、
何が言いたいかって、
状況によっては怖くて逃げちゃうYO!ってこと。
少女が助けを求めてたらそれは生身の人間の少女なんだから助けろよ
幽霊を信じてる奴は犯罪者
お前大胆だな
幽霊信じてないんだから山中で人見つけたら確認してくれるだろ
めちゃ亀レスだが、誰が「保護責任者」なの?
それに&つけなくても「保護責任者遺棄致死」で罪状な気がするけど?