コピペ運動会

いつか買おうと思っていたこのゲーム、発売して早々にフリープレイに出てきて嬉しさよりも
おや？という不安の方が大きかった。

基本フリープレイは発売してしばらく経ったものが配信される。もうお金を出して買う人がいなくなったもの、もしくは続編をプレイしてもらうために1人でも多く触れてもらいたい、単なる糞ゲー。
このどれかだ。

つまり発売して早い段階でフリープレイに出てくるものは99%糞ゲーなのだ。



そしてプレイし、2章に突入し変なボールを5つ転がしたところで私はこのゲームを消しました。

なので今回は1章をプレイしただけのレビューです。
ひょっとしたらこの後に超絶面白くなるかもしれません。

もう1度言います。

今回は1章をプレイしただけのレビューです。


このゲームはタイトルで分かる通り、推理ゲームなのですが推理ゲームはしばらく迷走していました。というのも【推理】と【ゲーム】はなかなか結びつきませんでした。
しかしここ数年で推理ゲームというジャンルに答えが出ました。それはこの２つです。

gone home

ヘビーレイン

この２つ。

gone homeは基本調べるだけで資料を読んだりして何が起こったのかを想像し、それを逆手にとったゲームでした。ゲーム性はほぼないもののクリアーした後のやられた感は推理ゲームとして名作。

ヘビーレインはストーリーで引きつけ、ゲームで没入感を高めてくれるしっかり推理とゲームが融合した推理ゲームでした。

laノワールというゲームが頑張っていましたがやはりこれも上手いこと噛み合ってなくてストレスの多いゲームでした。

そしてここに来てこのシャーロックホームズ 悪魔の娘はずーーーーっと推理ゲームってそういうことじゃないをやってくれています。



どういう事かを説明するにはまず推理とゲームと両立の難しさを分かってもらわなければなりません。


例えばですがある部屋で密室殺人が起きたとします。
この部屋をゲームではなく現実で調べるとなると何百何千通りと調べ方があると思います。
しかしゲームにするとなると出来る事に限りがあるので調べ方は数通りになってしまうのです。ドアを調べたらビックリマークが出てきたり、壁の方を向いたら
一部分だけビックリマークが出てきたり…そしてそれに向かってコントローラーのボタンを押すとヒントが出てくる。

果たしてこれは推理なのでしょうか。


こんな事がこのゲームではメインです。

しかもゲーム性に重きを置きすぎて途中でメタルギア4の4章(?)のような尾行して隠れたり、隠れつつスタミナを気にしながら銃から逃げたりと推理と全く関係ないことが度々おきます。しかもこれが思っている2倍は長く(えっ、まだこれあるの？)と何度も思います。



親切なようで不親切
初めて出てくるモードは大体説明があるのですがこのゲームは全てありません。操作方法があるだけで何をどうしたらいいかという説明は一切なし。

初めて金庫を開けるとき、聴診器のようなものが画面に出て
右上にL2で左回転、R2で右回転、L3で動かす
と書いてあるだけ。

いや金庫の開け方知らんわ！！
なんで金庫の開け方知ってる前提なんだ…聴診器があり、よく見ると回してるときに音が音波が視認出来るので普通の時よりも大きくなったらそこで❌ボタンというものでした。
そういう説明は無し。

他にもドアの鍵を開けるときもまた操作方法だけで、画面左側に1.2.3.4と番号を振られた鍵があり、どうすれば開くかの説明はなし。



ストレスしかありません。


マルチエンディングだけど…
1章の最後に重大な決断があるのですがどれを選んでも最後の締めは一緒。ホームズが人を殺すパターンも殺さないパターンも一緒なのでこれはひょっとしたらバグかもしれません。3パターン試すも後日談は一緒でした。しかもあっさり。人を殺したのに？



ゲーム部分がストレス
先程書いたことと似たような事ですが、至る部分がゲーム化していてそれがテンポを悪くし面白くないです。
ハンカチについた血を調べるために顕微鏡を使うのですが、薬品にカーソル合わせて決定ボタン押したり顕微鏡にカーソル合わせて決定ボタン押したり、L3とR3でズームしたり…

なにこの顕微鏡モード？

他にも犬を操作して可視化された匂いを辿ったりと

そういう事じゃないよ！
と何度も思いました。




このフリープレイ行きには納得の糞ゲーでした。




クリアーしてないのにレビューするのは気が引けるのでもう一度だけ言っておきます。
これは一章をプレイしただけのレビューです！！