転載元:にゃんねる: 夜のノック
242 名前: わんにゃん@名無しさん 投稿日: 2006/09/24(日) 00:40:55 ID:YFSXdTc1
1年半前に我が家にちょくちょく遊びに来た背中がグレーでおなかが白のかわいい猫。小さ目の猫で、生後半年ぐらいかなと思った。ちょっと遊んでやると、帰るので「どこかの飼猫かなー」と思っていた。一人暮らしにはちょうどいい。
「きょうは、来るかなー」と猫の来るのを待ちわびたものだった。
そんなある日、猫がひっくり帰ったのを見るとおっぱいか大きい。
いやな予感がした。そしてそれから1ヶ月くらいしたある夜、ドアをノックする音がするのであけてみると、いつもの猫が座っていた。
そして、その側から、三つの小さい影が慌てて逃げるのが見えた。私はあわてて、ドアを閉め、電気を消して寝たふりをした。
しばらく、猫との攻防戦が続いたが、結局私のほうが白旗を揚げて、猫親子に押し入られてしまった。
今に思うと、親子で暮せる所と、イイナリになりそうなニンゲンを物色していたのではないだろうか。そして気の弱い私が、まんまんとワナにはまったのである。
コメント一覧
内容は割と好き。 だって猫だし。
…ゴクリ