405 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 22:07:08 ID:zc1bq9iS
ちょっと前に軍関係の話でてたから、俺も一つ。和みじゃなかったら、スマン。
俺のじーちゃんは陸軍士官学校卒の偵察パイロットだった。
86歳の今でも当時乗ってた偵察機の写真や絵を眺めては
想いを馳せる、ばりばりの飛行機野郎。
そんなじーちゃんと、数日前飛行機の模型とかが
いっぱい飾ってある博物館に行った時の話。
博物館の奥には、日本をはじめとした世界各国の戦闘機や
偵察機の模型や資料が展示されてた。
じーちゃんは何か色々思うことがあるんだろう、
30分ぐらい自分が乗ってた偵察機の模型の前にいた。
俺はそんなじーちゃんをちょっと離れたとこから見てたんだけど、
そこへ老紳士って単語がぴったりな白人じーちゃんが現れて、
うちのじーちゃんに何やら声かけてた。
じーちゃんは英語出来ないからあたふたして、慌てて俺が駆けつけた。
以下俺が通訳してのじーちゃんと老紳士の会話
(数日前だから多少脚色あるかもしれないが、そこは勘弁w
じーちゃんξ゚⊿゚)ξ 老紳士(´·ω·`)
(´·ω·`)「貴方はこれに乗ってたんですか?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうだ。それがどうした?」
(`·ω·´)「おお、私は幸運です! まさかジョーに会えるなんて!」
ξ゚⊿゚)ξ「??」
(`·ω·´)「この偵察機は、当時米軍で最も恐れられてた偵察機なんです。
いつのまにか現れて私たちの情報を握り、いつのまにか消えていく。
当時誰もがその日本の技術力の高さ、そしてパイロットの優秀さに感心してましたよ」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(`·ω·´)「私は基地で見てた身ですが、
いつかあの偵察機とパイロットに会ってみたいと思ってました。
その夢が今日叶いました! 握手してください!」
ξ゚⊿゚)ξ「……いいのか? 俺はあんたの仲間をたくさん殺したかもしれないんだぜ?」
(´·ω·`)「それは戦争ですから、しょうがないです。
それに基地勤めたと言っても私だって軍に所属してた身です。
間接的にたくさん大好きな日本人殺して、
大好きな日本にあの恐ろしい爆弾も落としました。
個人的には、日本にそんなこと、……したくなかったですが。……ごめんなさい」
ξ゚⊿゚)ξ「謝るな。もう、戦争は終わったんだ」
(´·ω·`)「はい……」
ξ///)ξ「いいか、よく聞け。俺はアメリカが嫌いだ。だけど、お前は……嫌いじゃない」
じーちゃんが握手しようと手差し出して、老紳士が嬉しそうに手を握った。
(`·ω·´)「ありがとうございます!
私生きてる限り、ジョーの素晴らしさ、パイロットの優秀さ、
そして貴方の器の大きさ皆に語ります! 日本人大好きです!」
ξ///)ξ「ちょ、直球すぎんだよ」
じーちゃんのツンデレっぷりに孫ながら萌えつつ、老紳士に和んだ一日でした。
ちなみに老紳士の「ジョー」ってのは、日本の偵察機のあだ名みたいなもんだそうだ。
謎だったからwikiで調べてみたら↓こう記述してあった。>連合軍は本機を“写真屋のジョー”とも呼び、“ジョー”がやって来た数日後には
必ず日本軍の攻撃があるとして、その飛来を恐れたという。
コメント一覧
なんか台無し
御前もオシメか。
「バンド-」では、ドイツ人も、国が違うだけ、政治体系が違うだけで、同じ人間。という流れになったけど
「パシフィック」では、最後まで「ジャップはジャップ」って扱いだったけどな。
もちろん、人や地域によっても違うだろうけど。
※1と※16は死ね糞が
マジで死ね厨房
ものすごい亀レスだけど、百式司令部偵察機のこと