87 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 02:03:16 ID:MthDZqmp
高校の頃、年末に班ごとに分かれて
県内の老人ホームを訪問するという学校行事があった。
当日、朝から施設にお邪魔して、職員さんに指導して頂きつつ
大掃除のお手伝いをしていると
「女の子がそんな重いもの持ったらいか〜ん!」
とか言いつつ入居者のお爺ちゃん達が登場。
どう見てもお爺ちゃん達より
二の腕の太い私が運んでいた机を奪っていった。
他に運ぶものも沢山あったのだが、
「わしらが運ぶ!」と触らせてくれない。
どうしたら良いかわからずオロオロしていると、職員さんが
「『じょしこうせいが来る!』って、一週間前から
張り切ってたのよ〜。好きなようにさせてあげたらいいわ。」
と笑い混じりに教えてくれた。
しかし私達の班は、ぶっちゃけ余り者で構成された喪女部隊。
女子高生は女子高生でも、垢抜けずもっさりした女子高生だった。
申し訳なくなり、お爺ちゃん達に
「ごめんね〜…もっと美人が来たら良かったねぇ…」
と言ったところ、
「なにを言ようる!わしらが若い頃は、
あんたらみたいな顔が"女優顔"言うて美人じゃったんで!」
「なんのなんの、今でも十分べっぴんさんじゃよ〜」
「安産型で、働き者で、
なにより気持ちが優しい!理想の嫁さんじゃ!」
「わしがあと60年遅く生まれとりゃあ、
あんたらみたいな良い娘さんをほっときゃせんがな。」
と返事が返ってきた。
女の子扱いされたのも、優しくされたのも、
あんな素敵な言葉をかけられたのも生まれて初めてで、
思わず惚れそうになったwww
私もあと60年早く生まれたかったよ、お爺ちゃん…
コメント一覧
あれ洗ってんの?
本人乙
君と同じ事を思った。
だが君しかその事に突っ込んでいなくてびっくりした。
どういうこと
えっ
朝鮮戦争だったんじゃないか?
戦前な気もするが。