351 :大人になった名無しさん:2005/09/23(金) 04:18:09
中学1年の時のこと、女子体育の女の先生(当時50代くらい?)がメチャクチャ厳しい先生だった。
先生が来るまでに体育係の指導のもと、先生が決めた柔軟体操メニューと
ラジオ体操やっておかないと激怒されてその時間は説教で終わるなんてこともあって
しかもその先生は口も悪くてみんな恐れてた。
私は教科の中でも特に体育が苦手だったからマラソンでビリになったり
鉄棒ができなかったりプールで泳げないと怒られると思ってビクビクしていた。
バレーボールの授業の時、腕が痛くて両手で相手のボールを打ち返せなかった。
それを見ていた先生「うわ~怒られる・・・」と思っていたら
笛を鳴らして「今日はちょっと早いけど体育はこれで終わり」
と言って体育倉庫から柔らかい大きいゴムボールを持ってきた。
「今日はこれからこれでバレーをやります」と。
何が始まるんだろう?と思っていたら先生が私に近づいてきて笑顔で
「これなら打てるでしょ?痛くないからこれで練習してみなさい」
と言われてまだ授業終わりのチャイムが鳴ってないのに私のためにみんなを巻き込んで練習させてくれた。
先生は「これは授業に関係なく遊びだから」と言っていた。
怒った印象しかない先生だっただけに意外だった。
あと先生は夏のプールの時、1人泳げないでバタ足している私を見つけて
いろいろと泳ぎの指導を丁寧にしてくれたり、他の授業の時も
「ちゃんとできなくてもいいから、やってごらん」と言ってくれたり
恩師は誰かって聞かれたらこの先生しかいないと思う。
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