257 :もぐもぐ名無しさん:03/08/17 14:26
今年の話なので、思い出…と言うほど古い話ではなくて申し訳ないのですが。うちは現在、旦那、私、息子(H)の三人家族。
旦那は昼間働いているのですが、私は訳あって深夜勤務。なので
昼間は常に眠たい。普段なら息子が幼稚園に行ってる間に睡眠が取れるのだけど
夏休みになると昼間寝ているわけにもいかず、私は慢性寝不足気味でいつもイライラ。
朝もなかなか起きられず、息子の「お腹空いた~。朝ご飯まだ~?」の声に
不機嫌な顔で渋々起きる毎日。しっかり目が覚めた後はいつも後悔するのですが
つい先日も生理前のイライラと重なって、
「お母さんはあんたのために夜遅くまで働いてるんだから、もう少し寝かせてよ!」
と理不尽な怒りをぶつけてしまいました。(猛反省)
そんな自分を母親失格と責めて、自己嫌悪と寝不足と疲れにまみれヘトヘトになってたある日。
相変わらず、朝なかなか起きられない私の元へ息子がやってきて
「ママ、疲れた?お腹空いた?Hがご飯作ってあげるからね」と言って台所へ。
息子はまだ5歳(しかも不器用;)当然一人で火も包丁も使えるはずがなく、
「まさか」と思いながら、けだるい体を起こし台所へ行ってみると
そこには缶詰のコーンとツナをマヨネーズで和えた物が。
そこで私の脳裏によぎったのは、先日のランチにコーンとツナと野菜を使って作ってあげた
マカロニサラダを息子が美味しい美味しいと食べていた光景。
アレを再現しようと、自分で作って私に食べさせようとしてくれた息子。
疲れてる私のために一生懸命記憶を頼りに作ってくれた息子。
マヨネーズで汚れた手でスプーンを差し出し、「どうぞ」という息子を抱きしめて泣きました。
ごめんね、いつもイライラしてて…
ごめんね、理不尽なことで怒ったりして…
ごめんね、ごめんね…
まだ、つい最近の話ではありますが、
このツナとコーンのマヨネーズ和えが私の一生の思い出の味になることはきっと間違いないでしょう。
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