279 :のほほん名無しさん:04/02/23 13:22 ID:DBKaaDMy
高校の友達は学校以外で遊ぶことがほとんどない子ばかりで、学校の帰りはすぐに家に帰ってた。
他校の学生らが学校の帰りに楽しそうに遊んでるところを見ると羨ましかった。
私もそうやって遊んだことはあった、でもほんとに数少なかったから、
せっかくの高校時代を無駄に過ごしたというか、もっと遊びにいけばよかったって後悔してる。
っていうか、他の高校にしてたら良かったとも思った。
卒業まで数日。2月の休みに入ってからそんなことを考えてすごしてた。
後悔してるのに、途中登校の日まで誰とも遊ばなかった。
それでも、途中登校の日にみんなと会うのは久しぶりで嬉しかった。
私は、卒業したらみんなと会うこともないだろうなって考えてたら
最近ちょっと仲良くなった女の子に「今日帰りにみんなで遊ぼう」って誘われた。
もちろん遊びに行くことにした。人数は男女合わせて5・6人だったかな?
学校が終わったのが昼ごろで、外に出るとまだ二月なのに四月みたいに暖かかった。
みんなは自転車だったけれど、私は歩きだったので、乗せてもらうことになった。
初めてステップに乗ったから、カーブがすごく怖かった。
腰が引けて情けない格好で、大きな悲鳴をあげながら、恐怖と楽しさでいっぱいだった。
自転車をこいでいたのは、最近少し仲良くなった男子。
その人がたのしい話をしてくれたから肩の力が抜けて怖さを忘れた。
その人ともっと早くから友達になっておけばよかったって思った。
その人だけじゃなくて、いろんな人と。
でも、今気づいても遅かったし、
これから先、こんなふうに遊ぶこともないだろうって思うと切なかった。
そして、言葉が出ずに辺りを見回した。
春の暖かい陽ざし、顔に当たる風、光る川、手を置いた肩、おもしろい話・・・
そのときに見た風景や感じた風や声・気持ちを私は一生大切にする。
その後にプリクラ撮って遊んだ時より、自転車の後ろに乗っていた時間が
私の高校時代の楽しかった思い出です。
もうすぐ卒業だ・・・。
一生懸命自転車こいでくれてありがとう!!(´Д⊂グスン
長文スマソ
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