アパートに泥棒が・・・
コピペ投稿者:名無しさん
コピペ投稿日時:2009/04/13 12:59
コピペ投稿日時:2009/04/13 12:59
部屋の壁が薄く隣の住人の声が聞こえる・・・
アパートに住んだ事のある人ならば解るだろう。
僕の住むアパートもご多分に漏れず隣室のテレビの音や話し声が非常に良く聞こえるのだ。
安普請もここまで来るといっそ清々しさを感じるのが不思議である。
僕が「終の棲家」のつもりで昨年転居してきたアパート「サン・ドゥヌーブ斉藤」は名前こそ何かハイカラな感じがするが築10年超の所謂コーポである。
アパートと呼ぶのはいちいち分類して考えるのが億劫だからだ。
名前は何語なのか解らないケッタイなものだが、バブル期に建てられただけあって外観はレンガ調の重厚なデザインである。
問題は中身で、外観の重厚さとはうって変わり、壁は叩くと太鼓のようで、断熱材などは手抜きされているに違いない。
見た目だけ着飾った軽薄な建物である。
まるで日本が浮かれていた当時のにやけた若者のようだ。
その安普請のお陰か家賃が相場よりも2割安かった。
それが僕の入居の決め手だった。
軽薄であろうが安普請であろうが「我が城」には変わりないのである。
そうなればこの軽薄さも自分のようで何故か愛おしく思う。
入居して半年も過ぎた頃、空き部屋だった隣室に女性が引っ越してきた。
名前は伏せるが真矢みきにそっくりな美女であった。
彼女が挨拶に来た際、ランニングシャツ姿で応対する僕に苦笑いの彼女であるが、明るく世間話に応じてくれる印象の良い女性である。
彼女とはそれ以降軽く挨拶を交わす程度であったが、ある日事件が起きた。
彼女の部屋に泥棒が入ったのだった。
あまり裕福そうに見えないアパートに空き巣・・・違和感を覚えつつも警察の捜査に立ち会う彼女を呼ぶ。
「何かあったの?」
「ええ。空き巣なんですよ」
「えー!それは大変ですね。でも 仮(みき)さんに何も無かったので不幸中の幸いですね」
「ええ。ちょうど外出してましたんで」
こんな局面でも明るく振る舞う彼女。
ますます彼女に対する印象が良くなる。
「何か盗られたのですか?」
彼女は少し狼狽した後
「現金が少しと・・あと・・い、衣類を」
そこまで聞いて僕はハッとした。
なんと失礼な事を聞いてしまったのだ。
彼女は自分の体を包んでいた下着類を盗まれてしまったのだ。
「すみません。差し出た事を聞いてしまい、、」
「いえ。良いんですよ。実は以前から同じ事が何度か有りまして、部屋の中に干すようにしたんです。そうしたら中まで入られて・・・」
「大変だったね。犯人は許せない奴だね。早く捕まるといいね」
僕はそう彼女を宥めると彼女の肩に優しく触れた。
刹那、彼女の肩がビクッっと震えた。
なんて不憫なんだ・・・と思いつつ僕の股間は激しく屹立していた。うつむいた彼女に気づかれていなければいいが・・・
翌日僕が部屋で物思いにふけっていると数人の男が部屋に上がり込んできた。
先日の事件で捜査に協力して欲しいとの事だった。
「どういう協力をすればいいのですか?」
「まず一応指紋を採らせてください。いえ、あくまで一応です。それとお部屋の中を少々探させて頂きますが宜しいですか?」
刑事と思しき男は不遜な態度でそう言い捨てた。
「どういう目的で捜索するのですか。令状は有るのですか?」
僕が詰め寄ると、
「令状はありません。任意ですので協力頂けないなら結構です。が一応指紋だけは採らせてください。」
当たり前だ、官権の犬どもめが。
警官たちが帰った後僕はささくれだった気分を変えるために入浴する事にした。
ボタンダウンのシャツを脱ぎスラックスをずらす。
そしてランニングを脱ぎ捨てる。
僕はパンティ1枚になると浴槽に湯を張った。
アパートに住んだ事のある人ならば解るだろう。
僕の住むアパートもご多分に漏れず隣室のテレビの音や話し声が非常に良く聞こえるのだ。
安普請もここまで来るといっそ清々しさを感じるのが不思議である。
僕が「終の棲家」のつもりで昨年転居してきたアパート「サン・ドゥヌーブ斉藤」は名前こそ何かハイカラな感じがするが築10年超の所謂コーポである。
アパートと呼ぶのはいちいち分類して考えるのが億劫だからだ。
名前は何語なのか解らないケッタイなものだが、バブル期に建てられただけあって外観はレンガ調の重厚なデザインである。
問題は中身で、外観の重厚さとはうって変わり、壁は叩くと太鼓のようで、断熱材などは手抜きされているに違いない。
見た目だけ着飾った軽薄な建物である。
まるで日本が浮かれていた当時のにやけた若者のようだ。
その安普請のお陰か家賃が相場よりも2割安かった。
それが僕の入居の決め手だった。
軽薄であろうが安普請であろうが「我が城」には変わりないのである。
そうなればこの軽薄さも自分のようで何故か愛おしく思う。
入居して半年も過ぎた頃、空き部屋だった隣室に女性が引っ越してきた。
名前は伏せるが真矢みきにそっくりな美女であった。
彼女が挨拶に来た際、ランニングシャツ姿で応対する僕に苦笑いの彼女であるが、明るく世間話に応じてくれる印象の良い女性である。
彼女とはそれ以降軽く挨拶を交わす程度であったが、ある日事件が起きた。
彼女の部屋に泥棒が入ったのだった。
あまり裕福そうに見えないアパートに空き巣・・・違和感を覚えつつも警察の捜査に立ち会う彼女を呼ぶ。
「何かあったの?」
「ええ。空き巣なんですよ」
「えー!それは大変ですね。でも 仮(みき)さんに何も無かったので不幸中の幸いですね」
「ええ。ちょうど外出してましたんで」
こんな局面でも明るく振る舞う彼女。
ますます彼女に対する印象が良くなる。
「何か盗られたのですか?」
彼女は少し狼狽した後
「現金が少しと・・あと・・い、衣類を」
そこまで聞いて僕はハッとした。
なんと失礼な事を聞いてしまったのだ。
彼女は自分の体を包んでいた下着類を盗まれてしまったのだ。
「すみません。差し出た事を聞いてしまい、、」
「いえ。良いんですよ。実は以前から同じ事が何度か有りまして、部屋の中に干すようにしたんです。そうしたら中まで入られて・・・」
「大変だったね。犯人は許せない奴だね。早く捕まるといいね」
僕はそう彼女を宥めると彼女の肩に優しく触れた。
刹那、彼女の肩がビクッっと震えた。
なんて不憫なんだ・・・と思いつつ僕の股間は激しく屹立していた。うつむいた彼女に気づかれていなければいいが・・・
翌日僕が部屋で物思いにふけっていると数人の男が部屋に上がり込んできた。
先日の事件で捜査に協力して欲しいとの事だった。
「どういう協力をすればいいのですか?」
「まず一応指紋を採らせてください。いえ、あくまで一応です。それとお部屋の中を少々探させて頂きますが宜しいですか?」
刑事と思しき男は不遜な態度でそう言い捨てた。
「どういう目的で捜索するのですか。令状は有るのですか?」
僕が詰め寄ると、
「令状はありません。任意ですので協力頂けないなら結構です。が一応指紋だけは採らせてください。」
当たり前だ、官権の犬どもめが。
警官たちが帰った後僕はささくれだった気分を変えるために入浴する事にした。
ボタンダウンのシャツを脱ぎスラックスをずらす。
そしてランニングを脱ぎ捨てる。
僕はパンティ1枚になると浴槽に湯を張った。
コメント一覧
ある日、隣に美人が越してきた
これがまたランニングシャツがよく似合う健康的な色気を感じる女性だ
なんどか世間話をするうちに顔見知りになった
半年たった冬の頃、女性の家に泥棒が入ったのだ
警察の捜査に立ち会う女性はおびえている
私はそんな彼女に声を掛けた
「大変でしたね、何か盗られたんですか?」
「ええ、現金と・・・い、衣類を・・・」
「あっすみません、言いにくいことを」
「いえ、以前からよく盗られてたんです。だから部屋に干すようにしてたんですが・・・」
不謹慎だが、沈んだ彼女が可愛らしかったので優しく肩に触れた
「早く捕まるといいね」
微かだが彼女の肩が震えている、よっぽど怖かったんだろう
翌日、部屋に警察がやってきた
部屋を調べたい、指紋を取りたいなど馬鹿にしてる
令状もないらしく怒った俺は追い返した
イライラが収まらないので、風呂にでも入るか
上着を脱ぎランニングシャツを脱ぎ、下着を・・・はこのままでいいか
「うふふ、このシルクの履き心地はいいなぁ・・うふふ」
私の独り言は風呂場に響くのであった
しかもその予想通りの展開の作品はそもそもイラネ。
そこは「みき(仮名)さん」と表記すべきでは。
ランニングシャツ着てる登場人物間違えてるよ
改変のほうが季節感と執着する異常感がでていいんじゃね?
!!
勘違いしてたw
見直してみるとアラが多いな
逆にびっくりした
前半の、昔の純文学をてらったみたいな文体は正直嫌いじゃない