コピペ運動会

パトカーに乗った警官が、スピード違反取締りのパトロール中に、
道路を時速10kmほどで走っている車を見つけました。
何かトラブルでもあったのかと思った警察は、その車を止めました。
車に近づいてみると、その車には5人乗っていました。
前に2人後ろに3人で、みんな目を見開いて、まるで幽霊のように顔が青ざめています。
運転手の女性は、止められた理由がわからず、尋ねました。
「おまわりさん、私は速度制限ぴったりに走っていたので、止められた理由がわかりません。」
すると警察は、
「スピード違反は犯していないですよ。しかし、遅すぎるのも他の車に危険なのです」
女性は「遅すぎるですって？そんなことはないわ、速度制限ぴったりに走っていました。時速10kmぴったりに！」
そう自慢そうに言いました。
歳のいった女性に、警察は笑いをこらえて、説明しました。
「"１０号線"は道路の名前で、制限速度じゃありませんよ」と。
急に恥ずかしくなったおばあさんは笑いながら、間違いを指摘してくれた警察に感謝しました。
警察は別れ際に、
「ところでひとつ聞いておきますが、他のみんなは大丈夫なのですか？
後ろの女性たちはひどく震えてるようですが…」
するとおばあさんは言いました。
「ああ、多分もうちょっとしたら大丈夫になると思うわ。
さっき"142号線"を降りてきたところだから」