帰国したはしたけれど…
コピペ投稿者:名無しさん
コピペ投稿日時:2009/06/28 14:07
コピペ投稿日時:2009/06/28 14:07
13 :その1:2007/07/27(金) 03:05:48 ID:NtutEmdY0
長い海外勤務から帰って実家で手紙の整理をしていると 同窓会の案内状が入っていた。
日取りはなんと今日。
普通なら欠席するのだろうが
無性に昔の友人達の顔を見たくなった俺は、とるものもとりあえず
会場に向かった。
着いてみると、既に多くのメンバーがそろっているようだった。
顔どころか名前すら思い出せないようなやつらばかりだったが、
やはり共通の話題が出ると盛り上がる。
「・・・がしょんべんもらして」
「そうそう、それで・・・先生が・・・」
「・・・いつの間にか引っ越しちゃってなぁ」
「初恋の相手は・・・だったっけ」
学生時代の話題に花を咲かせていると
まるであの頃に舞い戻ったようだ。
「それじゃあな」
「おう、それじゃあまた、お前の家にでも遊びに行くよ」
友人の一人とそう言って別れた。
14 :本当にあった怖い名無し:2007/07/27(金) 03:07:16 ID:NtutEmdY0
数日後、友人(学生時代からの友人で、今も親交がある)から電話がかかってきた。 「おい、お前なんで同窓会来なかったんだよ。みんなお前に会うの楽しみにしてたんだぜ」
「は?何言ってるんだ?来なかったのはお前だろう」
「おいおい・・・ほんとに大丈夫かよ。ノブも加奈子もチョージもみんな来て・・・」
「・・・え?」
「・・・なあ、まさかとは思うが、お前Rホテルに行った?」
「ああ、行ったけど」
「っか~~~~・・・そうか。いや、実はさ、場所変更してFホテルになってたんだよ。
お前のとこにも案内状送りなおしたんだがなぁ」
「え?マジかよ」
慌てて積み上げてあった郵便物をかきわけていくと
たしかに2通目の案内状があった。
「うわ~~~・・・マジかよ・・・じゃあもしかして
俺全然知らないやつらの同窓会に出ちゃったの?」
「ぷっ・・・ぶぷはっ!わ、わるい、いや、でも何かお前らしいわ」
「ちっ、何だよそれ・・・」
「まあまあ、そう怒るなよ。
近いうちにまたお前呼んでやり直そうってことになってるからよ」
「で、どうせこの話を肴にして俺を笑いものにしようってんだろ
あーいいさ!喜んで肴になってやるよ!」
それから10分ほど話して電話を切った。
全く、恥ずかしい話だ・・・けど、なんだか嬉しいのはなぜだろう。
コメント一覧
読んでなくても怖いよこれ
俺は見なくとも常に寒気がするぜ
お前風邪ひいてるよ
(´・ω・`)っ【葛根湯】
お大事に