636 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 17:57:40 ID:u6qCyOpI0
日本将棋連盟は終戦後GHQに呼び出されました。当時升田幸三は将棋界の関西本部長代理という肩書きで、それほど力は持っていませんでしたが、将棋連盟の代表には升田が選ばれました。
その知識・頭の回転の速さ・度胸・そして将棋の強さ。どれをとっても升田にかなう人間はいなかったからです。
GHQの呼び出し理由はこうです。
「日本の将棋はチェスと違って、取った駒を自軍の兵士として使用する。これは捕虜の虐待思想につながり、国際条約に違反する。将棋は日本の捕虜虐待に通じる思想だ」
と言いがかりをつけました。
升田幸三は至って平然として、出されたビールを飲みました。
「なんだコレ。マズいビールだな!」といきなり大きな声を出したので、GHQはビックリして升田を見ました。
「それならナポレオンがあるがどうする?」
升田はまだ洋酒というものを知らず、当然ナポレオンが最高級酒であることも知らない。
「ナポレオンみたいな冬が来たら負けるよな酒はいらん」
GHQは困った顔をしましたが、さらに升田節は続きました。
「チェスでは取った駒を殺すんだろ?それこそ捕虜の虐待だ。日本の将棋は敵の駒を殺さないで、それぞれに働き場所を与えている。常に駒が生きていて、それぞれの能力を尊重しようとする正しい思想である」
GHQは升田の毒気に押されて苦笑するばかりです。
「アメリカ人はしきりに民主主義・男女同権を訴えるが、チェスは王様が危なくなると女王(クイーン)まで盾にして逃げようとするが、あれはどういう事だ?」
ここまで来るともうGHQも何も言えません。しだいにGHQも升田の話に興味持ち出して、こういう問答が5,6時間続きました。
そして最後に 「君は実に面白い日本人だ。土産にウイスキーを持っていけ」 と最後には升田に敬意をしめしました。
コメント一覧
この話は作り話じゃなくて実話
っていうかこんな事でアメリカは攻めるんだね。
なんか器小さくない?
捕虜に木の根を食わせた→死刑
だもんな。
そら重箱の隅をつつくような質問もするやろ
※5にソースだしてほしいなぁ・・
しかもそれゴボウだよ
名人に香車を引いた男—升田幸三自伝
(中公文庫)
著 升田 幸三
この本の中に記述してある。それにググれば何件も該当するページがあった。
ラジオ体操も規制するようなやつらだぞ
やつらは頭がおかしい
G・H・Q!G・H・Q!
もっと意外だったのは少林寺拳法が宗教法人だったこと
んで、剣道師範(?)vs米兵銃剣術使いで試合して勝ったので
剣道の規制は免れた。
ソースはシルシルミシル
実話だしWikipediaにも載ってる
ググレカス
結果的に潰せれば、理由なんて何だっていいんだよ
探せば戦国時代の日本にもこういう話はありそうだけど