コピペ運動会

「人それぞれ」が暴走するあまり価値観の多様化を否定する
風潮まで生じ始めている世の中。確かに「いじめは個性だ！」
なんてほざくガキは時代（笑）に甘やかされてきたんだろう。

だが実際、本来は分散されることで均衡を保っている多様な
『権力』が、ある一点に集中する恐ろしさの端緒を思わせる。
想像してほしい、ある特定の『権力者』のひと声で、民衆が
男に限っていっせいに裸踊りをさせられる光景を。そこには
県警本部長とて例外なく取り込まれるのだ。俺が皇居外周で
小さめのやつを半分硬くして踊っているすぐ横で、本部長が
たぶんそんなに大きくないやつをまるだしにして「ちくしょう、
俺だって巡査の頃は道場で毎日のように素っ裸にひんむかれて
裸踊りなんか序の口で神棚に向けて射精させられた。しかも
あんな高いところにあるのにしっかりぶっかけるまで何回も
続けさせられたし、警察は上下関係を利用して男の素っ裸を
鑑賞する組織だからそれは仕方ないけど、俺だってチンポを
さらしてしゃぶってここまで来たのに、今さら裸踊りなんて」
とか素っ裸で呟いて踊ってたら、半分どころか完璧硬くなる。
つまり『権力』は「完全勃起」ではいけないのだ。それだと
あまりに隙がなく、社会が閉塞する。権力は半勃ちがいい……
半勃ちなら射精もしにくく、環境を汚さない。ここ、試験に
出るからね。精液は出ないけど。