コピペ運動会

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ああ、なるほどね。夫婦そろって、親子そろってとかだと
大概そんな感じだね。うちも父と母がそういう状態だった。
おたがいの悪口をやたらよその人にべらべら話すんだけど、
なんかうれしそうなんだよ。内容は悪意に満ちてるのに。

柔道部の新入生は最初のうちこそ「命令されれば渋々ながら
裸踊りも公開センズリもする」という状態だけど、だいたい
夏季合宿に入る頃になると彼らは決して喜んでではないが
言われなくても自分からすすんで素っ裸になるし（合宿先で
恥のかき捨てという意識もあるから）朝のトレーニング時に
全員グラウンドに集まる際には、２年生から４年生までは
上半身裸、１年生たちは朝勃ちも鎮まりきらない真っ裸が
当たり前の状態。そうすると先輩たちも「もっとこいつらを
辱めてやらんと可哀相だ」という妙な義務感を持ってしまい、
５人がかりでひとりずつあお向けの大の字に押さえ付けて
無防備なサオをしごいて青空に向けて発射させる、なんて
爽快なことをやってくれる。１年生はこのへんから徐々に
本格的な露出の快感に目覚め、さらに先輩は「快感だけじゃ
片手落ちだ。恥ずかしさに耐える試練を超えてこそ男だ」と、
現職自衛官のOBから教わった隊内伝統の超絶下品な裸踊り
（放送禁止用語で構成された猥歌を歌いながら踊り、最後は
勃起を突き出して手でしごきたてながら脱糞してみせる）を
１年生に教え込むため、２年生が手本を示すよう指示される。
２年生なんだしパンツいっちょでいいんだぞ、フルチンは
１年坊主の仕事だからと４年生に言われても「いえ、俺らも
初心に返って素っ裸で」とフルチンの１年生たちに対峙して
フルチンになる２年生。それに感銘を受けた３年生以上は
「やっぱ汗臭い男の真っ裸は最高だ！」と恍惚の極みに達し、
全員で全裸になって合宿地周辺の農道をぶらぶらさせながら
隊列組んでランニング。「旅の裸はカキ捨てだ！」と叫んで
駐在所前でセンズリをするのは、驚くことに１年生だけでは
ないのだ。こうして汗臭い男たちは「全裸の共依存」に陥り、
就職面接ではそれらの体験を決して同情して欲しいがため
ではなく、汗臭い男の青春物語に酔いながらペラペラ話す。
うまく運べば伊藤忠や電通に裸踊りの男意気を見込まれて
内定が決まるんだけど、それとホントよく似てるよね。