コピペ運動会

俺をちんだみする、ということに関して今日はずっと考えていた。

ちんだみ……チンポをダメ！と叩くことか。あるいは「チンだ、見！」と
観衆の前で全裸にさせられて出しているチンポを指差されて尚いっそう
性器露出の雄姿もとい痴態に視線を集める意図か。どちらでも上等だが、
前者は全裸にされているとはいえ肉体的苦痛をメインにした加虐であり、
後者は精神的快楽に重きを置いている。やはり後者が望ましいか。

男が人前で全裸になり恥を得るシチュエーションはあまた散見されるが、
俺の持論として「全裸になったらチンポこそを強調せよ」というのがある。
ひと昔前の蘇民祭、今はふんどしの着用が義務となっている裸祭りだが、
2007年まではフルチンがある程度許された。しかしながら見物していて
感じたことは……「全裸！」というサプライズは神事の場に満ちているのに、
「チンポを出している！」という指摘や笑いがやや欠落していたことである。
ふんどしをはずした、あるいは最初っから素っ裸のおっさん参加者を見て、
女子高生が「すごーい、あの人なんか全裸だよ」と実に冷静な態度なのだ。

全裸で隠してもいないんだからチンポ出してるのは当然……ではあるのだが、
俺は「裸になったぞー」ではなく「俺はチンポぶらんぶらんまる出しだぞぉ、
このチンポを普段しごいて勃たせてどっぴゅん出してるし、おまんこに
ハメハメして女も俺もああっいい気持ちいぃぃって情けない顔しとるぞ！
チンポは男の宝物！　おちんちん、おちんちん！　イカ臭さは男の臭い！」
などと腰を突き出した裸踊りをしながら、おのれの粗チンを指差しつつ
大声で主張してほしいのだ。裸もいい。男児の裸はたくましくて汗臭い。
しかし！チンポを見せてこその全裸なのだから。チンポを見られてこそ、
日本男児の心意気が夜空に種汁の花火を打ち上げるのだから。