コピペ運動会

どうせ消されるし……
確かに『にんじゃりばんばん』は天才かよこのキチガイと思った。
ドラマ『コードブルー』は脚本家が救急救命病棟に泊まり込んで
構想を練ったらしいが、中田って人も忍者になりきったんだね。


下着は当然ふんどし。捕えられて拷問にかけられることになり、
ふんどしいっちょで手足を大の字に開かされて戸板に括られる。
繁華街で「さあ、男のいちばん繊細で豪快な部分をお披露目だ！」
とか言われて（誰にだよ）ふんどしをはずされ、開チンだけでも
恥ずかしいのに蟻の門渡りに針を打たれ、強制勃起公開ビンビン。
さらにそれをしごかれて「忍法、白糸の滝！」とか囃されながら
射精させられ、屈辱的な快感の絶頂に羞恥がさらに拍車をかける
倒錯した地獄のような天国のなかで、中田さんはおそらくだけど、
自分が忍者に興味持ったきっかけは『ハットリくん』のアニメ放送
だったと思い至る。制作スタッフにショタがいただろと思うほど
ある一時期からふんどしネタの乱舞。ハットリくんがケムマキに
「ふんどし素晴らしいではござらぬか！」と発言したり、さらには
忍法空蝉が失敗して赤フンいっちょになるはずが真っ裸になって
小さい毛のないオチンチンが描かれたり。おねしょネタも豊富で、
なんか俺もネタで書いてるけど今本気でショタがいたんだなって
確信してる。赤フンと言えば『いなかっぺ大将』をはずせないけど、
ハットリくんと大ちゃんが双方ふんどしいっちょで絡み合った末、
大ちゃんの柔道技とハットリくんの睾丸マッサージ術が極まって
おたがいのふんどしをはずし合い、２人の男子児童の股ぐらから
16方手裏剣のように筋斗雲が疾走するんだろうね。

『にんじゃりばんばん』の個性あふれる作詞作曲は、そういった
タガのはずれた想像力がなせる業だと思う。転がっていく巻物、
という歌詞があるけど、あれはたぶん隠喩で、実際のところは
越中ふんどしの前垂れが長く長く延べられて、端をたどったら
汗臭い消防士が足みとにふんどしを放り捨てて裸踊りしている、
みたいな風景なんだろう、きっと。まったく、天才の発想には
とてもついていけないよ。