コピペ運動会

傍目には痛々しいが、本人は何ともないケガなら

ある雨の日に、少し段差のある階段を駆け登り
足を滑らせ
強かに角にスネを打ち
穴が開いた

傷口と言うよりは、まさに｢穴｣と表現すべきだった
何か刺さったと言うのではなく、スネに沿ってエンビツ程の空間が傷口をきっかけに深く続いていた
多少の流血はあったが痛みは打撲痛ぐらいで、ただ脚に開いた穴に軽い動揺と感動を覚えていた
その後一応病院に行ったが、切傷では無いために傷口が荒れていて縫合は出来ず、消毒と投薬だけで自然治癒した
穴の事は聞き忘れた

そして一週間後、元気に走り回る俺の姿が！
｢もう雨の日に階段を駆け登ったりしないよ｣