コピペ運動会

大学ラグビー部では男が羞恥心を持ってはいけないという
プロパガンダが浸透し、宴会では男は真っ裸になることが
推奨されるが、目下に強制しないこと、女性のいる前では
決してチンポまで出さないことがコンプライアンスとして
定められている。裸踊りと言えばとかく体育会のいじめを
連想させるが、最上級生が率先して脱ぐこと、１年坊主は
ふんどしをはずせばそれだけで「えらいぞ！　男らしいぞ！」
と褒めてやることと、裸踊りも公開勃起も公開センズリも
希望者のみが行うという方針は、体育会特有の「理不尽さに
耐えてこそ人は強くなるのだ」という、下の者を奴隷として
使いやすくする、上の者にとって都合のよい暴論に対する
アンチテーゼと言えよう。こうした人間味ある教育を通じ、
やがて「人前で真っ裸になることは苦行ではなく快楽なのだ」
という認識を得た男たちは、就職後も裸踊りの披露こそを
己のアイデンティティとしてチンポぶらぶらいい気持ち～と
定年を迎えるまで爽やかなまる出しの社会人生活を送る。