コピペ運動会

みんなで手を繋いでゴールしようだとか、思いやりを
履き違えてるわけね。順位付けの競争を「くだらない」
と否定する人は、優れている人に対して冷淡なんだし。
肝心なのは人それぞれの「大切」を尊重することなのに。
かけっこで１番になった思い出を大人になってからも
仕事の場面で自分を鼓舞するのに使ったっていいんだし、
反対にビリだったことで蔑まれたり自己卑下したりする
必要はまったくない。この『世界にひとつだけの穴』は、
ビリを慰めて１番を貶めてる。そりゃ国力が落ちるわよ。

だいたい槇原、てめえだってオーディションやら何やらで
「１番！」と評価されることを目標に努力を続けてきたから
顔は最っ低でもアーティストとして大成功してるわけだろ。
覚醒剤やっても実力あるからそこに触れてくる人は少ない。
「もともと特別なオンリーワン」とか言って愚にもつかない
駄曲作ってたら、おまえなんか今頃ホモビデオの脇役だよ？
それはそれでいい、独特な裸踊りをするオンリーワン！って
喜べるか？　カーペンターズみたいな嫌味のないポップスを
作るのが目標って、具体的な理想対象を意識している時点で、
世界花に込められた「評価されなくても幸せなオンリーワン」
というメッセージが欺瞞だということがわかる。

俺は槇原だと『HAPPY DANCE』がいちばん好きなんだけど、
自己欺瞞と自己満足でこんな素晴らしい曲は絶対に作れない。
『どんなときも』なんて売れ筋を狙いまくった曲。そういや
こいつ最初からわざとらしかったよな。『どんなときも』は
世界花よりもケッ。こいつは斎藤雅・桑田とならんで三本柱
なんて言われてたけど、どこがだよ。ムラっ気ありすぎ投球、
せんだみつおそっくりのムカつく顔。94年に完全試合達成も、
相手打線は前田智徳とか主力を欠いてたからなあ。やっぱり
優勝したかったんだろ？　だったらあんな曲を作るな！