「パプリカ」うたってるガキ共見てる...についたコメント

1  名前::2020/01/15(水) 13:13:10  ID:Isf6QmFW PCからの投稿
曲は本当にいいんだよねー。米津さんの以前の曲だと
『打上花火』と似たノリ。キンキの『浦和ー』にも近い。
全体的に琉球っぽいよね。子供が歌うから米津さんも
少しはわかりやすい詞を書いてる。

正確には違うんだろうけど、なんか森の奥で出会った
美しい人に会いに行くみたいで『メリーアン』っぽいし、
『ときめきトゥナイト』でジャンとランジェが出会った
場面にも通ずる。高見沢俊彦の曲が大ヒット連発し、
『ときめきトゥナイト』が蘭世主役だった80年代……
ああ、男は汗臭いのが当たり前、裸踊りは根性の証、
そんな時代に戻りたいとは思わないけどね、だって
携帯電話とネットの便利さに生活が塗り潰されてる。
でもネットのない時代、普通の少年誌でおっさんが
唐突にふんどし一枚になったり、バトル物のオチで
対決に敗れた主人公のライバルが「ちくしょー」って
丸っこい涙の雫をこぼしながら裸踊りをしていたり
(お盆できっちり隠してる)……ネットの海を探れば
今は男の裸なんて無修正まるだしすっとこどっこい
って感じで大漁だけど、あの時代の泥臭い意図のない
エロスが懐かしいんだよね……

パプリカが普通に「ピーマン」と呼ばれていた時代は
いろいろ単純だった。子供はピーマンが嫌いという
最大公約数的でもある固定観念で『あさりちゃん』では
タタミがピーマン嫌い、あたりがニンジン嫌いとか
定番で手堅く笑えた。昨今は有機栽培やら農薬やら
気になる香りが消えて子供も食べやすくなったけど
本来の野菜の成分はうんぬん……現代は理屈っぽくて、
何かと「必要以上に手をかけている」時代。この曲も、
子供たちが妙に機嫌よく上手に歌って踊ってるけど、
この子たちをダシに金儲けを企む大人たちがとても
「手をかけた」んだろうなって……ここまで書いて、
熟して色付いたピーマンはパブリカとは別物だって
思い出したので、俺のこの※は全部なしなし。
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