コピペ運動会

まず視覚・聴覚に働きかけるのが礼節だよね。
すっ飛ばして触覚を駆使してくる奴は非常識。
どの感覚を刺激されるかで「驚き」が違うから。
人は日常生活において、だいたい常に何かを
見てるし聞いてる。音はどこにでもあるしね。
だけど「触れる」ことは突発性が高い。それは
暮らしの安寧のために可能な限り避けたい。

視覚・聴覚は最優先。だって警察剣道大会を
観戦に行ったら、まずは警察官たちの泥臭い
力任せの剣術を「見る」、気合いの入り過ぎた、
大声さえ出せば評価されるという警察特有の
蛮声を「聞く」。で、言うまでもないんだけど、
武道大会の会場なんて視覚よりも聴覚よりも
嗅覚がまず反応するわけ。でも「いい動きだな」
「身の引き締まるかけ声だ」と感じるより先に
「汗くせーな」と言っちゃったら、警察官の男は
たまに「汗臭い」を誉め言葉に感じる人がいて、
その場で脱ぎたての道着や外したての籠手を
プレゼントしてくれ、その警察官は素っ裸で
試合したりするからちょっと可哀相じゃん？
だから「嗅覚」は置いておく。

痴漢だってさ、触ってきたら問答無用で逮捕。
でも地下鉄車内で「おまんこチンポ挿れたーい！」
と叫んだら単なる精神異常者として無視して
もらえる可能性が高い。目の前に全裸で現れて
チンポ突き出しながらオナニー見せつけてきたら、
そういうタイプは見せてくるだけだから普通に
逃げりゃ大事にならないはず。でも射精されて、
夜勤明けの無精髭だらけの顔に精液かけられたら
臭いし、生ぬるく粘っこい感触がすごく不愉快。
まかり間違って口に入ったら被害者の刑事さん、
「宴会で副署長と双方真っ裸になって余興として
男同士公開相互フェラチオしたことがあるけど、
おまえの精液は副署長より甘いじゃねーか！」と、
理屈も何もかも吹っ飛んで激高するのが当たり前。
だから視覚・聴覚が第一。嗅覚・味覚・触覚は、
親しい相手との場面でのみ活用するものなんだ。