コピペ運動会

これって男女間の確執の問題ってだけじゃなく、
自己都合による性善説の押し付けだよね。要は
「俺は犯罪者じゃないのに警戒されたら不愉快だ」
という心情を「大多数の男には笑顔で接しなさい！
犯罪者なんて滅多にいないんだぞ！」にすり替え、
相手の女から愛想をもらおうとする。そうやって
警戒心を無理に解かせた女が実際レイプされても
「油断したのは自己責任でしょ」と言い張る……

学校も職場もそう。有象無象を狭い空間にギュッ！
と押し込んで「さあ、仲よくしなさい。人はみんな
笑顔で接すれば笑顔を返してくれますっ。うまく
やれない人は社会性が足りないのです」。そういう
ことにしておけば教師も上司も責任回避できて楽。

そもそも「笑顔で和やかに話し合う」なんて場面は、
無限にある人間関係のルートのなかの１つでしか
ないわけ。うまくやる基準なんてその場その場で
見極めるしかない。善よりも悪のほうが円滑さを
生むこともあれば、穏やかな笑顔よりも罵倒やら
怒鳴り声のほうが煩雑さを遠ざけることもあって、
そういう世の中で「道徳！」を金玉科条とするのは
事なかれ主義者の建前でしかない。裸踊りだって
身内だけの宴席でやっても刑事告訴されることが
ある一方、チンポまるだしで踊ることで警視正まで
出世した汗臭い刑事さんはたくさんいる。そして、
たぶん歴代の警視総監の方々は裸踊りを命じつつ、
その警察官のチンポが臭かったら「皆で止めたのに
こいつが勝手に脱いだ！」ことにしてその踊り手を
懲戒免職にする冷酷さと、裸踊りをした警察官が
勇猛果敢に自分も全裸にしてフェラチオしてきて
気持ちよかったら次の昇任試験でその人が答案を
白紙で出しても裏で手を回して合格させる仁義と
……その両方を持ちあわせていると想像できる。

正義は液体のように、裸踊りをする剣道６段の
おじいちゃんのチンポみたいに形を変えるし……
「おおっ、出た、植村さんの裸踊りだ。あの人は
踊ってるうちにフニャチンが勃って10倍になるし
おまんこに挿れるときよりも男ばっかで伸び伸び
チンポ出せるもんだから角度も下から上に180度
猛るんだよな！」

そんな裸踊りの初めと無我夢中のチンポの形状が
違っているぐらい、社会の事象には幅があるんだ。
だから他人の「自己都合ゆえのお説教」は聞き流せ。
そうでなきゃ自分を守れないよ。