コピペ運動会

※2
何言ってんの？　つき合ってもいない男の裸踊りのほうが
新鮮じゃん。と思ったけど、距離感が肝心だよな。確かに
顔もよく知らない男が裸踊りを始めたら、タイプならまあ
普通に楽しめるけど「不特定多数のフラッシュモブ」みたく
人というより風景に感じるかもな。

いちばん惹かれるのは、同じ職場でいつも男臭いなーって
思ってるおっさん。それも普通に下ネタぐらいは言う人で、
この人もフルチンになって踊るのかなって妄想してたら
宴会で踊ったってパターン。これ最高。個人的な体験だと、
ゲイバーのマスターかな。いつも半纏に股引の男だから
裸は見たことなかったのね。エロ話はするけどセックス
しようって雰囲気じゃなかった。それが10年前のある晩、
俺が母を亡くした３日後、ルンルン気分で店に行ったら、
帰ろうとしたときに「そこで待ってて」って耳打ちされて。
店が入ってるビルの人けのない階段の踊り場で、ズボンを
下ろされてふんどしをはずされてフェラチオしてもらった。
やっぱゲイの水商売の人だから上手でね、俺は遅漏なのに
１分でどっぴゅんしたもの。ただテクニックも大きいけど、
あれは「しゃぶられたい、しゃぶられるかも、しゃぶられた」の
３段活用が順を追って具現化された確固たる成功体験による
興奮がチンポの先っぽを湿らせたんだと思う。

裸踊りもそう。「裸踊りをしてほしい、裸踊りをするかも、
裸踊りをした！」という、段階を踏んでの僥倖の現実化が
チンポをむずむずさせるんだよ。いきなり「裸踊りをした！」
だけじゃ単純に楽しくても辿り着いて開けられない胸の奥の
藤色の扉があるんだね。その鍵を俺に挿し込んで……って
裸踊りしているおっさんのチンポにぱくっと食らいついて、
そこから俺も全裸にひんむかれて四つん這いにさせられて
尻の門にローションまみれの指を挿入され、前立腺という
性的なシリンダーをいじくって俺の貞淑の錠を思いっきり
開けっぴろげてほしいよ……宍戸錠みたいなおっさんに……