コピペ運動会

ある人がイギリス人に色々と世話になった。
そこで「何かお礼を」と世話になったイギリス人に言ったのだが、
そのイギリス人はこう言った。
「私にお礼なんてかまいません。
それよりも、あなたと同じように困っている人がいたら、
その人に私がしたような事をしてあげてください。」

日本人は、すぐにリターンを求める。
しかし社会というのは直接的なギブアンドテイクを求められるものではない。
敬老の精神とは、こうした社会における弱者優遇の一つである。
例え社会に全く貢献していないような弱者に対してでも
他の人がその弱者を救済しなければならない。
それが今のこの国の社会制度ではなかったのか？

この若造の理論が正しいのなら、
妊婦だろうと障害者だろうと、今働いていないのなら、
今働いている者は席を譲らなくても良いということになる。
生活保護を受けている人は、（高額）納税者に対して気兼ねをして
生活しなければならないということになる。
それでいいのか？

それに老人はシルバーシートに座れというのも乱暴だ。
シルバーシートのようなものがないと
席を譲らなくなったから作ったものであって、
そもそもそんなものが存在しない方が普通だ。