コピペ運動会

※15
事実を真摯に受け止めて且つさらに卑屈になって
負け犬宣言しつつもどこかで「放置しただけで
俺だってやれば格好良かっただろうさ」という
マイナスにマイナスを掛けたらプラスどころか
大惨事なブサ面っぷりを全力で発揮し読むものに
やるせなさと優越感を与える主人公の独白には
圧倒されるものがあり、見事である。 
ただ、「こんなに惨めな人間が居る訳が無い」
と思わせるリアリティの無さが非常に残念である。
来世に期待する。