パワポケは10からおかしくなった ...についたコメント

10  名前::2011/04/08(金) 21:54:02  ID:a1FDyfkq 携帯からの投稿
パワポケは元々おかしいが、
「10からおかしくなった」とよく言われる所以は、超能力だとかカズだとか戦争だとか色々あるが、やっぱり一番は『バックストーリーで主人公が空気になったから』

パワポケはマルチエンドのストーリーだが、シリーズを通して一つの物語を共有している。
各々の登場人物のエンディングも、後のシリーズの扱いによって、一つが公式エンディングになる場合がある。
(Aさんに留学エンドと就職エンドが用意されていて、後のシリーズでAさんの留学状況について語られた場合、留学エンドが公式エンディングになる)

話が逸れたけど、このようにシリーズを跨いで共有している物語を、『バックストーリー』と呼ぶ。
今まではこのバックストーリーに主人公が何らかの形で関わっていたが、10以降はほとんど関わっていない。
関わるとしても裏の人物とちょっと話したり、亡くなるところを目撃するぐらい。
何故ならバックストーリーの登場人物の『能力のインフレ化』『裏の世界化』が進んでいるから。
『能力のインフレ化』とは、サイボーグやら超能力者やらがワラワラ登場するようになったバックストーリーにて、特別な力が無い主人公が渡り合える状況でなくなってきたこと。
『裏の世界化』とは、世界的大企業の会長やら世界を牛耳る6人組やらが直接関わるバックストーリーにて、何の権力も無いただの一般人である主人公に立ち入る場合が無いこと。
そして主人公に出来ることの限界である、『野球』が無くてもストーリーが成り立つようになってきた。
それはつまり、主人公のアイデンティティの消滅でもある。

一行でまとめると、主人公が居なくても話が進むという、物語の構造が破綻している状態なわけだ。
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