コピペ運動会

かわいそうなしょじょちゅう

え:たなかひろし
ぶん:よしむらゆうへい

あるところにひとりのしょじょちゅうがいました
しょじょちゅうは、しょじょでないおんなのこをすきになることができません
しょじょちゅうはひとりのしょじょをつかまえていいました

「やらないか」

「まあ、すてきなひと、やりましょう」

ぎしぎし　あんあん

「よかったわよ。これからもいっしょにいてね」

「いやだね、くそびっち」

しょじょちゅうは、おんなのこをすてました

おなじことをくりかえしているうちに、しょじょちゅうはだれからもあいてにされなくなりました
しょじょちゅうの、ひととしてのかちがなくなったからです

「たいへんだ。これからはしょじょちゅうだけどがまんしないと」

しょじょちゅうはこころをいれかえました
しかし、それでもだれもあいてにしてくれません
としをとったしょじょちゅうには、もうおとことしてのかちもなかったのです

かちのなくなったしょじょちゅうは、しょぶんされることになりました
どくのはいったえさをたべさせられるのです
どくをたべさせるのは、しょじょちゅうがはじめにしょじょをうばったおんなのこのやくめでした
もちろんしょじょちゅうには、えさにはいったどくのことはしらされていません
しかし、しょじょちゅうはもうだんちづまになったおんなのこにこういいました

「ごめんね、しょじょちゅうでごめんね
きててごめんね
ばいばい」

そういって、しょじょちゅうはどくいりのえさをたべてしにました
しょじょちゅうは、じぶんがころされることがなんとなくわかっていたのです

おんなのこはつめたくなったしょじょちゅうを見ながらいいました

「ざまあ」

おわり