無力についたコメント

22  名前::2011/10/06(木) 11:36:54  ID:RTzzViKL PCからの投稿
近所のA君(小学2年生)はすごく優しいがオドオドした所がある子でした。
A君は大型犬を飼っていました。
Aママに世話を丸投げされる形でしたが、
A君は「僕の友達はこの犬だけなんだー」と笑顔で言っていました。

A君は幼稚園頃から「躾の為」と冬の夜に裸足で外に出されていました。
Aママは、彼氏が来た時もA君を外に出していました。
A君は外に出された時に一度だけ近所に助けを求めた事があるそうです。
「靴を貸してください。靴だけでいいです。家に入ると怒られちゃうから」と。
近所の方が「ママに見つからないようにね」と靴を貸して毛布でくるみ、紙コップにココアを作ってあげたそうです。
近所の方はAが家に入れるまでは、と見守っていたそうですが、
結局飼っていた犬と一緒に毛布にくるまり朝まで外にいたようです。
A家の目の前が交通量のある道路で目立つ事もあり、
役所や保健センターに通報もしましたが、結局見守る以上何もできずでした。


A君は毎日犬の散歩をしていました。
A君の言うことはちゃんと聞いていましたが、
ある日の散歩中、犬は何かにつられてしまい、突然道路に飛び出しました。
A君は犬に引っ張られ、そのまま2台の車に跳ねられ亡くなってしまいました。
しかも1台目はひき逃げ。2台目は止まったそうです。

搬送先の病院では2台目の運転手の奥さんが土下座で謝り、それにAママがものすごい罵声を浴びせていました。
AママはA君に保険をかけておらず、さらに一台目の車が逃走中の為、
微々たるお金しか手に出来ない事を怒っているようでした。

私はたまたま同じ病院の緊急室で手当てを受けていたため、
カーテン越しに聞く阿鼻叫喚の罵倒と必死の蘇生音に、
Aママは何を思って子を産んだんだ…と思ってしまいました。

近所や学校の父兄は慰めのように
「犬がAをママから引き離してくれたんだね。これでよかったんだよ」
と言っていました。
Aママは流石に近所の目が痛くなったのか、引っ越していきました。
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