ものすごい勢いで無駄知識書いてけについたコメント

3  名前::2012/05/24(木) 04:36:44  ID:ObCk48q+ 携帯からの投稿
ウィレムデヴラミングは英語にするとWilliam The Man of Flanders
フランダースはベルギーのオランダ語圏を英語で言い表したもので、現地語ではフランデレン。
(オランダ語は仮名に直しにくい言葉で表記割れを起こしやすいから「ウィレムデヴラミング」と読むなら「ヴランデレン」)
同国のもうひとつの公用語であるフランス語では、フランドル。世界史に出てくるフランドル地方ていうのはここのこと。
中世後期には毛織物産業がさかんだったが、ここ30年くらいもアントウェルペンを中心に密かなモードの先端地帯になってる
アパレル会社のフランドルってのもそれにあやかった命名か←すまんこれは未確認

ちなみにベルギーのオランダ語ネイティブ社会とフランス語ネイティブ社会は、めっちゃ仲悪いことで有名
それで昨年末まで、1年以上も首相が決まらないまま「政府不在」で国が廻ってた不思議
(フランス語圏からついに首相に選ばれたのは、なぜかイタリア系の政治家)
だからフランドルってフランス語の呼称は、オランダ語圏の人たちにはイヤな言い方なはず

でも、オランダ語圏(フランデレン地方)の人たちは世界中でオランダ語なんて誰も知らないと初めから諦めてるので、地名をオランダ語読みされないことに異様に寛容
そもそもフランデレン地方の観光局からして、日本では「フランダース政府観光局」と英語読みで名乗ってる始末

…無駄に垂れ流してみたら、夜が明けました
ちなみにベルギーは今だいたい夕食時です
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