コピペ運動会

※15

おれはもう疲労と恐怖で混乱してた。暴れたけど男の子ははなしてくれない。
「はなせこら！」
「だめ」
男の子の手の力が強まった。
視界に薄汚いホームレスが寝ているのが目に入った。
「おれじゃない！悪いやつあいつ！」
ホームレスを指差して叫んだ。

男の子はそっちをじっと見て、しばらくして手を緩めた。
「そっか。じゃあつかまえてしけいにしてくる」
男の子が駆け足でホームレスの方へいった。
「破ぁー！」
全速力で逃げようとした背後から、声が聞こえてきた。
振り替えるとさっきの薄汚いホームレスが立っており、足元には青白く燃える男の子が横たわっていた。

「久々に妖怪退治したな。最近じゃ俺も飽きられてきて、仕事がなくなっちまってよ」
寺生まれってスゴイ、初めてそう思った。