コピペ運動会

昔、人造人間キカイダーという戦隊モノがテレビでやっていた。キカイダーがギターを持ってやって来て戦う。キカイダーは身体の半分が機械なのに、心が温かい。その愛情深いセリフに感動して幼い私は毎回泣いていた。
そこで、キカイダーはハートの部分が見るからに機械むき出しで機械で出来ているのに、感情や魂はどうやって作ったのか？それは人間が作れるのか？と疑問に思った。そこで画面から答えを見つけようと私は毎回食い入るように観ていたのを覚えている。
神秘的なもの、幻想的なものが好きな子供だった。それは今でも変わらない。
同じものを観ても、兄や母はそういった視点では捉えないタイプのようだった。母からしたら私は面倒な子だったみたいだから、何かにつけて共感してもらえず、それが何故なのか分からなかったが、今ならその理由は、母と私の性格や理想や信念の違いかなと思う。

息子も、私の母と同様なのかも知れない。
私からしたらそんな息子には心があるのかとがっかりするが。
共感出来ない考え同士で子育ては大変なのだ。
親が悪い訳ではない場合もある。その場合は自分を責めないことだ。

自分の考えで選択して自分の責任を自分でとりなさいと言うしかない。