コピペ運動会

ねえ、みんな……就職って何だろう。働くって何だろう。
優秀って？　他人の努力なんか誰が正しく評価できるの？

企業は世のため人のためと自負し、倫理と義を重んじる
装いを見せる。しかし一部上場のそんな大企業の社員も、
接待を受ける宴席では下請けの零細企業の58歳の社長に
裸踊りを命じる。女房と子供３人を養う男臭い粗チンの
村相撲での準優勝経験のある屈強で角刈りのおっさんが
「ふんどしだけは……勘弁してつかぁさい」と涙をこらえて
静かに哀願するのを嘲笑とともに退け、フルチンにさせて
炭坑節を踊らせながら大いに囃したて、あげくのはてに
勃起してきたのを見逃さずに「あんた、じきに還暦なのに
元気だなあー」と公開センズリまで強要する。58歳社長は
勃っているものの半泣きになりながらシゴいても催さず、
宴席がシラけてきたとき、たまたま料理を運んできていた
39歳のバイト店員男がそれを見かね、社長に走り寄って
粗チンをしゃぶる。社長はそれでようやっと欲情を得て、
無事に白いやつを放って満座の拍手を浴びる。

その後、39歳バイト男は、接待を受けていた大企業の
営業部長に「わが社で働いてみないか」と誘いを受ける。
企業戦士の基本は状況判断と対応能力、そして何よりも
勇気ある行動ができること。バイト男の緊急フェラに
部長は惚れ込み、バイト男は晴れて一流企業に就職……

そんな逸話を思い出すと、善悪や正誤を口に出すこと
自体、むなしく思えるだろう。すべては結果オーライ。
いかに礼節・社会性・身だしなみなどと連呼されても、
「組織利益」という黒の圧力の前ではすべての「徳」は
金メッキの燃えるゴミ程度の重さしかないんだよね。