70 名前:名無しさん@HOME[] 投稿日:2012/07/26(木) 17:29:26.05 0
先日、母方のじいちゃんが天に召された。
なんか日本でも発症例がごくわずかな珍しい脳の癌だったらしい。
今年の2月に激しい頭痛を訴えて病院へ向かった時にはもうどうしようもない状態で
医者から「いつどうなってもおかしくない」と言われて
うちら家族も覚悟を決めていた。
じいちゃんは地元の観光地で定食屋をやってて、とにかく頑固者だった。
正月や盆にはおかんとおれと弟と三人で毎年店に泊まるが楽しみで仕方なかった。
頑固者で怖いイメージしかないじいちゃんだったから、
店に並んでるおもちゃをおねだりする時はそりゃもう決死の覚悟だったなw
時は過ぎておれは新卒で就職した会社でトラブルが続きうつ病になった。
頑固者で甘えや妥協を絶対許さないじいちゃんには当然うつ病のことは隠してた。
でも、日を追うごとに症状は悪化し回復の目処はまったく見えなくなった。
もう隠し続けるのは無理だろう…観念してじいちゃんに全てを話すことにした。
地元の喫茶店でおかんも入れて三人でコーヒー飲みながらうつ病のことを洗いざらい話した。
もういつ鉄拳が飛んでくるかと冷や冷やしてた。
でも、じいちゃんは「そうか」といいながら静かにこちらの話を聞いてくれる。
大方の話を終えたところでじいちゃんが「無理はするなよ。負けたらいかんぞ」と言葉をかけてくれた。
優しく笑いながら。
その時はただただほっとしたっていう覚えしかなかったんだけど…
葬式でじいちゃんの遺影を見たときに気づいた。
じいちゃんの遺影はその時おれに向けてくれた顔とまったく同じ顔だ。
遺影に使った写真は店の大ファンだったお客さんが撮ってくれたものらしい。
この顔は身内でもあまりみたことがないらしく「本当にいい顔だ」と式に参列した皆が言っていた。
式の時は忙しくてあまり思い出に浸る余裕もなかったけど、
こうして日常に戻ると色んな思い出が蘇って涙が止まらん。










