悟空が死んだ。
それからいくつかの年月が過ぎ去ったある日、クリリンの枕元に悟空が現れて言った。
「クリリン、良いニュースと悪いニュースがあるんだが聞いてくれるか?」
「悟空!悟空じゃないか!?」
クリリンは親友との再会を喜び、言葉を続けた。
「で、良いニュースって何だ?」
「聞いて驚くなよ。あの世でも武道会が盛んに行われているんだ。あの世だと個人戦じゃなくて団体戦なんだけど、オラも1つのチームに入ったぜ」
「そりゃすごい!で、悪いニュースは?」
「明後日の先鋒は君だ」
No.795 悟空が死んだ。
隠れ家的盗塁(笑)
小悪魔的采配(笑)
春色リストバンドでこだわりの守備シフト(笑)
目ヂカラサイン(笑)
上級キラキラ三遊間(笑)
自立した大人の返球(笑)
センター返しでプチセレブ気分(笑)
ゆるふわ愛されカーブ(笑)
ジダーキュ(笑)
等身大の内野安打(笑)
今日は予定ないから思い切って延長(笑)
先取り春の新球種(笑)
お一人様ホームラン(笑)
おやすみ、ガルベス。(笑)
モテカワスライディング(笑)
気になる球団と急接近(笑)
姫系デコヘル(笑)
あえての敬遠で今年は違った自分を演出(笑)
艶審判(笑)
愛され系助っ人外国人(笑)
メジャーリーガーにも大人気(笑)
さぁボール磨きがんばろう!(笑)
愛され打線で彼とのマジック点灯(笑)
監督ヤミツキの小悪魔ジャイロボール(笑)
男を惑わす直前オーダー変更術(笑)
私だけのツーシーム(笑)
試合を頑張った自分へのご褒美(笑)
戦力外通告デトックス(笑)
スローカーブ(笑)
No.299 新球団「東京等身大スイーツ(笑)」
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。
それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」と尋ねた。
すると漁師は 「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。
旅行者が 「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、
漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。 「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」 と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」
No.280 億万長者
───アタシの名前はアイ。心に傷を負った女子高生。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は援助交際をやってるミキ、学校にナイショで
キャバクラで働いてるユウカ。訳あって不良グループの一員になってるアキナ。
友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もミキとちょっとしたことで口喧嘩になった。
女のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で繁華街を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチを軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「すいません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はホストだった。連れていかれてレイプされた。「キャーやめて!」ドラッグをきめた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)
No.96 スイーツ(笑)