610 :もしもし、わたし名無しよ :2010/04/04(日) 19:55:30
本家は昔大地主で、小作人とかに恨まれたりしたそうです。何故か男が早死にするので、徳の高い人に女の子の人形を作ってもらい、その人形に見守ってもらう代わりにお世話するように言われたそうです。
おかげで何とか60代ぐらいまで男も生きるようになり、今に至るわけですが。
そんな家系なので女性が中心に仕切るようになり、人形をお世話するのが家長の仕事になっているわけです。
俺は小さい頃に頭を怪我して少しだけ話すのが遅れた為、田舎に帰ると従兄弟に仲間外れにされて、大お婆さんと一緒に人形をお世話してました。
お世話と言っても、話しかけたり抱っこした程度ですが。
大お婆さんには「◯◯ちゃんはこの子に気にいられたから長生きするよ」と言われたものです。
小さい時から膝ぐらいの高さから誰かが見ているような気配を感じたのは、わざわざ田舎から人形が見にきていたんでしょうか。
611 :もしもし、わたし名無しよ :2010/04/04(日) 20:00:25
大お婆さんが100歳で亡くなり、叔母さんが人形のお世話役になった時は、「人形が寂しがるからたまには会いに来てね」と言われたものです。今でも30cmぐらいの高さの視線を感じる時がありますよ。
仕事で疲れてベッドに倒れこむようにして寝たのに、朝起きたらちゃんと布団をかぶって寝ている時も何度かあります。
人形にとって俺は、いつまでも手のかかる弟なんでしょうか。
613 :もしもし、わたし名無しよ :2010/04/04(日) 22:24:54
怖い話ではなく、見守ってくれるいい話になったなwたまには会いに行ってやれ。きっと喜ぶぞ。
そしていつまでも見守ってくれるよ。将来は引き取る…事は無理なのかw
619 :もしもし、わたし名無しよ :2010/04/05(月) 07:50:38
>>613男だからお世話係は無理ですね。
たまに田舎に帰って人形に挨拶とかするけど、今でも年上の人が年下を見ているツンとすました顔に見えますよ。
従兄弟は無表情で何か怖いと言いますけどね。
戦前から家にあるしこれからも家にあると思うと、なんか凄い事のように思えます。
従兄弟の世代から人形に対する思いが、なんか知らないけど家にある不気味な物になっているのが少し残念ですよ。
コメント一覧
まぁ人それぞれだからね。
でもわざわざ書く必要は無かったかな。
それを受け止めようとは思わないのかね
人形なんて使ってこざかしい
お前は小作人代表かw
実際そんな家庭があったら怖いよね…
ってどこの板なんだ?
50歳で死ぬ話だったはず。
戦国時代は50が寿命で、子々孫々を50まで生きられるようにと願ったご先祖様がいた。
願いがかなえられ、そこの男子は50歳で死んだ。
昔の事だから、50まで生きると保証されたら上等で家は栄えた。
現代に生きる主人公はそれを知って、
「どうせおれの寿命は50歳だ」と自暴自棄になり、
むちゃくちゃな人生を歩む。
母からの遺言で、皮肉な真実を知る、ってやつだね。