440 名前:名無し三等兵[sage]投稿日:2005/11/16(水) 14:29:34 ID:???
私の祖父は戦争の話が嫌いでした。 私がほたるの墓や、ビルマの竪琴を読んでいるのを見つけると、悲しそうな顔で私に、
「知らない事が幸せなのに」
と呟いていました。
去年の今ごろに祖父は亡くなったのですが、その一ヶ月ほど前に、
一度だけ戦争の話をしてくれました。
祖父は、終戦の日まで、国に何も恩を返すことができなかったこと。
特攻隊として志願したが、上官に泣きながら殴られたこと。
戦争が終わったと知ったその日、戦友に切腹の介錯を頼んだが、当日その戦友が拳銃で自殺したこと。
血に染まった壁に、
「○○(祖父の名前)、お前が来たら追い返せるよう、先にゆく」
と書いてあったこと。
めったに泣かない祖父が、チョコを食べながら聞いていた私を見て、ぽろぽろ泣いて、
「そいつを少しでもあいつらにわけられたらなぁ、上官に差し上げることができたらなぁ」
と、蚊の鳴くような声で、何度も何度も繰り返していました。
祖父は優しい軍人さんだったのでしょうか。
今は上官に、戦友さんに、お菓子を振舞っているのでしょうか。
だったらいいなぁ、と思います。
コメント一覧
しっかり読んだら悲しくなった
供給過多
いまの時代の自分らは終戦の日であっても興味をもったりしてるのは少数だろうから、例えお涙頂戴でも戦争の歴史を一瞬でも考えるいいきっかけになるし、夏の日くらいたまには良いんじゃないだろうか
え?あったけど…?
ハンッ!検索機能で調べたよ、無かったけどォ!!!!
父より20歳年上の伯父は、人間魚雷の訓練生だったが、出撃志願の際に殴り合いをして勝ち残った奴が出て行ったらしい。叔父は婚約者がいたので周りの連中が出撃させまいとわざ怪我させて出撃を見送らせた。だから生還できた。
「でも行きそびれた、死に損なったという悔しさもある」と語ってた。
それちょっとだけ見た。
俳優がどういう勉強の仕方をしたのかは知らんが、
陸軍と海軍の差か、時期の違いか、或いは所属してた部隊(上官)の違いか、
最大限良い方向に解釈しようとしたけど、上手くいかなかった。
憲法9条を守り続けなければならない。
戦争を経験したお年寄りの話はもっと語り継がなきゃな
でも、本人にとっては話すこと自体も辛いんだろうな
戦争だもんな
戦争云々抜きにしても、悲しさと優しさに満ちあふれたエピソードだと俺は思った
ナニコレ。
じいちゃん、洗脳が解けないまま死んじゃったんだな。
ちょっとだけ目が冴えちゃった
語り継ぐのも大事だけど、それを聞いてものを考える能力も養わないとだね。
語り部の取り巻き(?)に原理主義者みたいなのが確かに存在するし。
戦争ってな、そんな簡単な話じゃないんだ。
悲しいけどこれ、戦争なのよね
でも戦争を起こしたらダメだ
そう思う俺も別のものに洗脳されてるんだよな
戦争はいけない
理由などないだろう
戦争はいけない
エヘヘ…それほどでも…
強姦されたり殺されたりするなら、守る胃ために戦うだろ
無抵抗なら酷いことされたり殺されたりしないですよ!
そんな事したら、諸外国や国連から怒られますからね!!
なんて脳細胞が腐乱した人がマジで近所にいるんだよなあ・・・
誰が言ったかは忘れた。
今すぐ総選挙すべき。
わりぃ それ おれだわ
来るとしたら反省アピールだろうし、
アホな事言うだろうし、
マスコミやら運動家やらたくさん湧くだろうし、
まじめに参拝したい人たちに迷惑だから、正直行かないでほしい。
ふーん
党って国民格なんだ知らなかった
モデルになった人も数年前に亡くなったんだよね。