1 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 19:57:14.14 ID:PyxvdWrm0
こないだ、彼女を家まで送っていったときのこと。いつもは彼女が家に入る前に俺からキスするんだけど、その日はなんとなくしなかったんだよね。
そしたら別れ際に向こうがモジモジしながら一言。 「…今日はちゅーしてくれないんですか?」
だが次の瞬間、彼女が眩い光に包まれ、どこからとも無く
Tさんの声が「破ぁ!!」彼女は光と共に飛び散り、半身が吹き飛んだ。
「これで安心だな・・・」そう呟いて片手でタバコに火をつけるTさん。
寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った。
11 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:12:32.88 ID:PyxvdWrm0
彼が隣にいるのになかなかキスしないから彼不足が限界になった。私「ねぇねぇ充電して良い?」
彼「充電?あぁ手にぎるの?」
私「それもそうだけどちゅーのほうが良い(・∀・*)」
ほっぺたにちゅっ としようとしたら
「動くな!!!」
颯爽と謎の人物が彼氏と私の間に躍り出た。
その人は何やらお経・・・もしくは呪文のようなものを唱え、
最後に「破ぁ!!」と叫んだ。
すると彼氏はドアもろとも粉々になって消滅した。
私は恐怖におののきながらもその砕けた様子が硝子細工のように感じられ、
どきどきしたのであった。
「危なかったな・・・まさかこんなところに隠れていたとはな」
その人は自分のことをTと名乗り、寺育ちのせいで嫌々ながらも
このようなお払いじみたことをしているのだいう。
寺生まれってスゴイ、そう思った
17 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:18:27.47 ID:PyxvdWrm0
1週間会えなかった後のこと。待ち合わせてたところで向こうから彼女が来て、そのまま抱きついてきた。
ずーっと顔をうずめて何言っても一言も喋んなくて、そのまま30秒後、
安らかな顔で死んでいた。俺は慌てて周りを見渡すと、そこには
寺生まれで霊感の強いTさんがいた。「これで安心だな・・・」
そう呟いて彼は雑踏の中に消えていった。
寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った。
19 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:23:44.91 ID:PyxvdWrm0
俺にラベルを印刷する機械の使い方教えてくれながら、試しに印刷してみたラベルを自分の胸に貼って
「おすすめですよ、今人気なんです」
貼ったラベルは”店長のオススメ、早い者勝ち”
俺「早いもの勝ちなんだ?」
彼女「はい」
俺「それは俺でも良いの?」
彼女「”でも”っていうか、推奨って感じですね」
少し照れながらにこにこ笑った顔に俺陥落
なんだよ、クールな子かと思ってたら、 ラベルが見る見るうちに
変形していき、奇妙な文字が書かれたお札のようなものに変わっていった。
「破ぁ!!」何が起きているか分からない間に、遠くから声が聞こえた。
寺生まれで霊感の強いTさんだ。
Tさんが叫んだ後、お札は青白く破裂し、彼女は後片もなく消えていった。
「火遊びをするからこうなる…悲しいことだ。」そう呟いてTさんは店を
後にした。寺生まれってスゴイ、そう思った。
20 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:25:17.11 ID:TGkb8WhO0
いいぞTさんもっとやれ24 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:35:50.73 ID:ZAI9ysRiO
彼氏のお母さんの料理の手伝いをしようと「破ぁ!!」26 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:37:37.48 ID:PyxvdWrm0
テスト週間でしばらく会えなくて淋しい時。びっくりさせようと思って
彼女のバイト終わりの時間に家の近くの道路に車とめて待機。
してたら車で帰ってきた彼女がすれ違って即効ばれた。
彼女が駐車場に車入れながら電話してきて
彼女「ねぇ!なにやってんの!」(泣きそう)
俺「え?家にいるよ。レポートやってる。」
彼女「えっ・・・?じゃあ・・・・あれは・・・・?」
俺「なに?どしたの?」
彼女「やばい・・・会いたすぎて幻覚見ちゃった・・・」
電話切って走った。暗闇の道を駆ける中、青白い光が突然輝いた。
「破ぁ!!!!!」その掛け声と共に、俺は意識を失った。
薄れゆく意識の中、俺は寺生まれで霊感の強いTさんの姿を見た。
「これ以上彼女さんを困らせてやらないでくれや…」そう呟き、
Tさんは再び暗闇の中へ紛れてしまった。
寺生まれってスゴイ、死ぬ間際そう思った。
37 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:55:02.51 ID:PyxvdWrm0
普段クールな癖に二人きりだと擦り寄ってくる彼女にキュン死ぬこないだ俺に擦り寄ってる所をたまたま友達に目撃された時、
急いでバッと離れて真っ赤になってた。そん時彼女はスーツ着てたから
ギャップがたまらんかった。そう思っているときに、赤くなっていた
彼女の顔が見る見るうちに青白くなっていき、そのまま息絶えていった。
俺は現れた友達の方を見た。やはり寺生まれで霊感の強いTさんだ。
「余計なお節介だったかな。はっはっは」Tさんはそう豪快に笑って
立ち去って行った。寺生まれはジョークも一流だ。
寺生まれってスゴイ、そう思った。
43 名前:以下、VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/05(土) 21:27:09.70 ID:JJZllcRm0
俺、よく「耳かき取ってー」
「リモコン取ってー」
とか、彼女に言っちゃうんだけど
彼女は
「やだ」
って言いながらかならず取ってきてくれる。
今日
「コーヒーいれて」
って頼んだら、いつもみたく
「やだ」
って言いながらコーヒーをいれてくれた。
俺が好きな、砂糖なし、ミルク入りのやつ。
彼女のコーヒーはブラック。
というか、彼女はコーヒーはブラックしか飲まない。
俺「コーヒーのミルク買ったの?」
彼女「だって○○好きじゃん」
俺「…良い女だなぁ」
彼女が無言で、バシバシ叩いてきた。顔、まっか。
そのまま叩かれていると彼女の顔が見る見る鬼のように変化していく
撲る力も増してきて、ついに傍に有ったイスをつかみ撲りかかってきた
「殺される」そう思ったとき、「破ァ!」という声と共に青白い光が彼女にぶつかった
突如あらわれた謎の男は呪文のようなものを呟きながら彼女に近寄っていく
「すまん手遅れだ、元には戻れない」そう言って彼女を数珠で殴りつけた
すると彼女は一瞬苦しんだ後はじけるように消えてしまった。
「救えなかったか、すまない…」
後で先輩にその事を話すとどうも寺生まれのTさんという人らしい
寺生まれってスゴイ、そう思った
52 名前:以下、VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/05(土) 22:28:05.13 ID:JJZllcRm0
喧嘩したときに、じーっと俺の顔を見てきたから「なんやねん!!まだいいたらんのか!!」
ってキレたら、彼女が一言。
「どーしてこんなにムカつくし腹が立つのに一緒にいたいと思うんやろ…」
って言われたとき。
突如後ろから「それはコイツの悪い力のせいさ」
この声はいつもバイト先でココアとホットケーキを頼むTさんだ
なぜかはっきりとそれが理解できたと同時に「破ぁ!!!」とTさんが叫んだ
みるみる俺の体から黒い煙のようなものが漏れ出して
Tさんが呪文の後に喝!!と唱えると黒い煙はTさんの指輪に吸い込まれた。
「まったく人の心をもてあそぶとは、困ったヤツだ」Tさんはそう呟くと
次はホットケーキサービスしてくれよと笑いながら帰っていった。
寺生まれってスゴイと思ったが、その後彼女とは別れるハメになり
バイト先もクビになった。風の噂で彼女はTさんと付き合ってるとか…
俺は仏教徒をやめた。
54 名前:以下、VIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:42:23.03 ID:dbFCUkc50
144 :恋人は名無しさん :2006/08/03(木) 05:13:17
私と彼は車で四時間掛かる中距離恋愛です。話は変わって、昨日の夜、変質者に遭ってしまいました。
怖くてたまらなくて彼に電話したら彼はもの凄く心配してくれて…!
そして今日、それまでは普通にメールしていたのですが、
私の仕事が終わった時にいきなり彼から電話が入りました。
「外に出てみて」と言われ出てみると、彼の姿が。
「怖くてたまらないだろうから、会いに来た。」って抱きしめてくれました。
「破ぁ!!!」
とっさに後ろから聞こえた怒号と青い閃光によって彼は美しい煙になって消えていった
後ろを振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんだった!
「やばかった・・・こいつはなんかイロイロヤバイ感じだったんだ、本当さ、いやぁ危ない危ない・・・」
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った
コメント一覧
Tさん!お祓いおねがいします!
それは私が渋滞中の脇を、バイクを乗っていたときの出来事。
ん?何か遠くから何かが聞こえた。なんだ?気になり私が振り返った刹那
「破ァ!」
と掛け声と共に、青白い光に包まれた。
私は薄れゆく意識の中、ダンプに轢かれながら、ああ、やはり寺生まれの丹波はすごいんだな、
って改めて思った。
哲郎?