289 :本当にあった怖い名無し :2010/11/28(日) 20:13:29 ID:9qDGm6RmO
大学生の頃、先生から聞いた話。私の通っていた大学には、博物館がありました。大学ゆかりの人物の名を冠した、結構立派な建物です。
ある夜、先生は博物館に泊まり込みで仕事をしていました(先生はその博物館の学芸員でもあった)。
ところで、博物館のガラスケースには、防犯用のセンサーが取りつけられています。不審者がケースに手を入れると、警報音が鳴るしくみです。
深夜、静寂を突いて“ピィィィーー…”と展示室からセンサーの音が鳴り響きました。
仕事中だった先生は、すわ、泥棒かと展示室へ駆けつけました。
お約束ながら、展示室には人の気配なし。無人の室内に、センサーの音だけが鳴り続けていました。
291 :本当にあった怖い名無し :2010/11/28(日) 20:23:46 ID:9qDGm6RmO
おかしいなぁ、と思いながらも警報を止め、先生は仕事へ戻りました。しかし、戻ってしばらくするとふたたび展示室から“ピィィィィーー…”と甲高い警報音が。
またも先生は飛んで行きましたが、やはり何の気配もなし。
壊れちゃったのかなぁ、と思いながら音を止め、戻ろうと展示室を出たところで、駆けつけてきた警備員さんに出くわしました。
「あっ先生、今警報鳴ってませんでしたか?」
「そうなんですよ、どうもセンサーが壊れちゃったみたいで」
そんな会話をしながら一緒に廊下を歩いていたとき、ふと、警備員さんが尋ねました。
「そういえば先生、今あの部屋では何の展示をされてるんですか?」
先生は答えました。
「ああ、『明器』の展示をやってるんですよ」
その瞬間、初めて先生は鳥肌が立ったそうです。
明器というのは、古代中国でお墓に供えられた副葬品のことをいいます。
死者に捧げられた明器、そこで反応したセンサー。
そのセンサーは、人間の体温に反応して音が鳴るものだったといいます。
最後に、先生はこう言って話を締めくくりました。
「幽霊にも、体温ってあるんですかね」
都内の某大学での話でした。
コメント一覧
仮に幽霊にいて体温があるとするなら、墓地や心霊スポットにいったらそこらじゅうあったかくなるだろwww
お前 人間には体温あるけど、それだけでそこらじゅう暖かくなるか?
施設警備やってればよくある話だよ
創作指摘したい訳ではないけど一点おかしなトコロが………
防犯系のアラームが現地で解除できたらまずいでしょ
猫好きは本当に気持ち悪い、きもいじゃなくてカモちゅう吾ナルアナルセックスしたぃぉ
お前の職業は施設警備じゃなくて自宅警備だろ?
オナホの暖かさは自分の体温だろ?
たメイキが出るような素晴らしい言葉のセンスですね
いいから涙ふけよ。
同じように博物館で数日間同じ時間に警報鳴った事件はあったらしい
こちらは副葬品じゃなくて刀だったんだけど
なんか握る部分分解したらちょうど警報鳴った時間が刀に彫ってあったってオチまでついてた